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お茶を淹れる事

私が仕事中で結構好きな時間。
お茶を淹れる時間。

そして、会社の人に私の淹れたお茶は美味しいと言ってもらえる。
これは取り柄のない私の、最近気付いた取り柄の1つ。

でも、私は何で私の淹れたお茶が美味しいか、その訳を知ってる。

私のお母さんは、よくお茶を飲んでいた。
一日一緒に家にいるときは、朝飲んで、11時くらいに飲んで、おやつの時間に飲んで、夜寝る前に飲んで。

たまにお母さんにお茶を淹れてあげたら、
「人に淹れてもらったお茶が一番美味しいの」
とよく言っていた。

私もお母さんに淹れてもらったお茶は美味しいと思う。

だから、誰かのために、「おつかれさま」ってなんとなくの思いも一緒に込めながらな淹れるお茶って美味しいんだと思う。

私はお茶を淹れるプロじゃないし、多分ふつうの味なのだけれど、私はお母さんが淹れてくれたお茶が美味しいという事とその理由を知っているから毎日誰かのためにお茶を淹れる。

今日は土曜日だから、自分のためにお茶を淹れた。味の違いは正直わからない。
ただ、ふと、お母さんの淹れてくれたお茶を飲みたくなった。

#コラム #エッセイ #お茶

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