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父の脳梗塞と顔ヨガ

私の父親73歳。
去年の9月30日、脳梗塞で入院しました。
しばらく入院した後、リハビリ専門の病院に転院を勧められるもの、
「退院する!」
と言い張り、帰ってきた父。
後遺症として、言葉が出にくくなっていました。

調べると、脳梗塞で言語に障害が出るのは2つのタイプがあるようです。

言葉の障害には失語症と構音障害があります。失語症とは言葉がでにくく相手の話している内容が理解できないという特徴に対し、構音障害とは言いたい言葉は出るし、相手の言葉も理解できますが、呂律が回りにくく相手に言葉を聞きとってもらいにくいのが特徴です。

父の場合は、構音障害でした。

さて。
病院リハビリを嫌い、自宅で自分でリハビリすると言ってきかない父親。
元々喋るのが苦手なのに、自主練が上手くいくとは思えない。

このまま放っておくと、どんどん喋れなくなる。それはきっと父親も望んでいるわけではない。
寂しいやんね、言葉のコミニュケーションが取れなくなるって。

「パパ、私と一緒に発声のトレーニングしてみない?私、顔ヨガの先生してるから、発声や発語もトレーニングできるよ」

娘と一緒にトレーニングなんて、嫌がるかなぁ。
恥ずかしがるかなぁ。
と思ってたけど、返事は意外にも
「する」
でした。

11月から毎日30分ほど。
離れて暮らす私と父は、LINEのビデオ通話でのオンライントレーニング。
父は、LINEなんてしなかったのに。
トレーニングのために、LINEも覚えました。

やりたい、やる必要がある、そう感じると、人って軽々とハードルを超えてきますね。

ということで、これから、父とのトレーニング模様を書いていきます。
記録として残しておきたい。

私のための記録であり、どなたかの参考になるかもしれない記録。


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