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そもそも論、犬は何を食べてきたのか

愛するペットには何を食べさせたらいいのか。

ペットのオーナーさまでこの問題に悩む人は多くおられると思います。

情報が溢れすぎている。

ペットの専門家のような肩書きもたくさんありますし。

ペットの食事の本もたくさんあります。

こちらの本で良いと書かれていることが、あちらの本では良くないと書かれていたり。

迷走される人も多いのではないでしょうか。

人間の食事だって、糖質制限が素晴らしいと信じる人と、糖も摂らなければいけないと言う人といたりしますから。

犬によって、犬種によって、年齢性別によって。住んでる環境によって違って当たり前だと思います。

結局のところ、何を信じるかは人それぞれで強要はできないな、と考えています。

という考えが前提にあるのですが、そんな時私が行き着いた先は。

そもそも論。

犬は何を食べてきたのか?

というところです。

犬の祖先は?

犬の祖先はオオカミと言われ、そのオオカミは肉食です(一説には雑食とも言われていますが)。

草食動物は腸の長さが長く、肉食動物は短い。犬はオオカミほど短くはないですが、人間ほど長くもなく、雑食寄りの肉食といえるのではないでしょうか。

それはおそらく、犬は人間と共に生きてきた歴史が2万年ほどあり、その間に人間が食べる穀物なども食べ、そのように身体の構造も時代に合わせて進化してきたのだろうと想像できます。


とはいえ、やはり、肉が基本であることは容易に想像できます。

うちの子がカリカリフードを食べなかったことがきっかけで始めた手作り食。食の変遷はこちら。

加工しているか、していないか

うちの子はカリカリフードを嫌って食べませんでたが、もし嫌がらずに食べていたら。

ずっとカリカリフードにしていたかもしれません。楽ですし。

私に「考えさせる」ということを強制的にさせてくれたうちの子ラムちゃんには感謝です。ラムのおかげで食べることの大切さを知ることができました。

カリカリフードって「これで栄養完璧」と感じさせる商品だったりします。

確かに、栄養素としては完璧なものもあるかもしれません。

でもこれはあくまでも私の考えですが、カリカリフードはどんなに完璧でもカリカリフードなんです。

人間の食事に例えるなら「高級なカップヌードル」といったところでしょうか。

人間の食事でも私が気をつけていることは「加工度の低いものを食べる」ことです。

例えば、「ソーセージより肉」ということです。

シンプルなものが身体に負担にならないのです。

犬も一緒。消化吸収に負担がかからない身体によいものを与えたいです。

迷いそうになったらいつも立ち帰ります。

そもそも、犬は何を食べてきたのか。

カリカリフードの中身、原材料の全てを自分で確認することはなかなか難しいと感じます。

なるだけ、自分が確認できて安心できるものを。

ワンちゃんの体調を整えてあげられるのは、飼い主しかいない。

健康で幸せな時間をできるだけ長く過ごしたい。

ラムちゃんの幸せそうな姿を見る度に、強く思います。

「あなたが健康で過ごせるように、ママはこれからも勉強するね」

鹿肉を使ったペットフードのメーカーをしています。





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