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【言語化プロジェクト】杉山順子さん#15 春です。じゃが芋の種芋を植えました


この地域の特産品である「水かけ菜」の
つぼみがふくらみ、
可愛い黄色の花が咲き始める3月半ば頃、じゃが芋の種芋を植えます。

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一列に土を掘ったところに、昨年の秋に稲刈りをした稲藁で作った堆肥とボカシと野菜クズ(ヘタや皮など)で作った肥やしをのせ、軽く土をかぶせたところに、等間隔で種芋を置いていきます。


「土の下の力持ち菌ちゃん」

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去年、生ゴミ先生こと吉田俊道先生の土作りの講座に参加して元気な野菜は元気な土が作ること。
その元気な土は微生物=菌ちゃんが作ることを知りました。

ボカシと野菜クズでつくる肥やしはまるで浅漬けのような美味しい香りがします。
腐るでなく発酵したそれを土に混ぜると、3~4日で白カビが生え、それをまた混ぜるを数回繰り返すと土がホカホカ温かい!


発酵熱というものを初めて体感しました。
今まで畑で見たことがなかった丸々太ったカブトムシの幼虫を2匹見つけた時は、大げさかもしれませんが命が繋がっていく変化を目の当たりにし感動しました。


「見えぬけれどもあるんだよ。

 見えぬものでもあるんだよ。」

微生物によって野菜クズは分解され、かげも形もなくなり養分を含んだ土になります。
菌ちゃんもミミズもいっぱいのフカフカの土です。
美味しくて私たちが健康になる力ある野菜を作る土を作る微生物は、どこにでもいて、私たちの周りや私たちの中にも見えないけれどいます。

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春のくるまでかくれてる
強いその根は目に見えぬ
見えぬけれどもあるんだよ
見えぬものでもあるんだよ
金子みすゞ
「星とたんぽぽ」から抜粋

そんな
体も心も健康になるお手伝いをしてくれる小さな微生物と仲良しになり土作りに取り組み始めたところです

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