見出し画像

経営者の生き様とご飯#1

経営者#1
株式会社アリシア/Alishia Inc.
岡野稔功さん
https://www.alishia.net/

経営者のご飯#1
「洋食焼 虎徹」さん

オススメ理由:
コスパ満点、お腹いっぱい気持ちも満たされる、食べログにのらない名店!

株式会社アリシアの代表、岡野稔功さんオススメの洋食焼きを頂きながら、お話を聞きました。

「スーツを着る大人にはならん。」

平日はスーツで仕事に行き、休みの日は釣りに出掛けてしまう父を見て、物心ついた時には既にそう思っていた。

全然遊んでくれなかったことが寂しかっただけなのかもしれない。

けれど、「あんな大人にはなりたくない。スーツを着る大人にはならない。」そう心に決めたのはハッキリ覚えている。


お好み焼きとはまた違う!豚肉ではなく鶏ミンチ!
めっちゃ美味しかった!

高校生の時に先生から褒められたことがきっかけで美術が得意科目になった。

デザインの道に進むことになったのは、それがきっかけ。

自分の得意なデザインで相手が喜んでくれる。その嬉しさに胸が高鳴った。

デザインでやっていこう。そう思った。

「デザイン」が社会というフィールドで戦う自分の武器となってからは、そのカタチを変えたり使い方のバリエーション増やして、腕を磨き続けてきた。


虎徹さんの暖簾もアリシアさんの作品


「看板屋」と一口に言っても様々な形態があり、アリシアは提案型の看板屋。

クライアントさんが看板を必要とされるのは大抵、お店を始める時。

「とりあえずお店の看板が必要。」そんな時にお声を掛けられることが多いので、クライアントさんの中でも「どんな看板にする?」が定まりきっていない漠然とした状態からスタート。

しっかりと対話を重ね、看板というツールで問題解決へと導くこと。

それがアリシアの使命。


アリシアさんの会社の看板

看板を見た人に何を感じてもらいたいか?から紐解く課題解決のための情報整理と導線設計ができることがアリシアの強み。

お客さんの要望も大事にしながらしっかりこちらから「刺さる」提案をするのが得意で自信もある。

アリシアは言わば、集客や課題に悩むクライアントさんを看板というツールで問題解決に導く、サポーター。

デザインから設置まで一貫して伴走していく。


会社にはご自慢の機材がいっぱい!


動けなくなった1年前

アリシアを立ち上げてからずっと情熱を燃やして走ってきた。

この仕事が心から好きだし、やり甲斐を感じながらクライアントさんと共に走ってきた。

それが今からちょうど1年前、はたと立ち止まった。

「もっと規模を大きくしたい、売上を上げていきたい。今のまま全部自分で、どうやって?」ふと、不安がよぎった。

走り出せなくなった。

何か問題が起きたわけではない。

物理的な問題なら自分の腕と経験で動いて解決していけるのに。

「不安」という正体のハッキリしないものに覆われ、動けなくなった。

沼の底に沈んだような気分の1ヶ月間だった。

明るくエネルギッシュなとっしーにも
悩み、動けなくなった時期があった

「人に頼る」を覚えた

どうにかしてここから抜け出したい。

もう自分一人でなんとかしようとするのを止めよう。

そう決めて参加した起業塾やセミナーでの出会いで沼の底から引っ張り上げられた。

人に頼ることの大切さを身を持って学んだ。

人に頼ることができるようになると、可能性が広がることを今すごく実感している。

3年前からパートナーとして一緒に頑張ってくれてるスタッフのはるちゃんも育ってきて、規模の大きい案件を受けられる素地もできてきた。


スタッフのはるちゃん。かわいい!!!

看板🟰自己表現

看板とは自分にとっては自己表現の手段の一つ。

地元を運転しているとあちこちで自分が携わった看板を目にする。

設置した時のクライアントさんの笑顔とありがとうを思い出す。

自分が生み出したアリシアが世の中の役に立っている。

自分が使命を生きていると感じる瞬間。

色んなお話を聞かせていただき
ありがとうございました!

子どもの頃、母から「あんた、こんなもんちゃうやろ!もっとできるやろ!」と言われながら育った。

なかなか「ようできたな!」とは言ってもらえなかった。

そのせいか、ずっと誰かからの「よくできました」を求める癖があった。

誰かからの称賛なんか追いかければ追いかける程遠ざかる幻想みたいなものだと今は思う。

自信を持って自分を表現することが結果、人の役に立っている。

誰かからの称賛を得るためではなく、自分の内側から滾(たぎ)る情熱を表現していく。

アリシアと共に成長していく自分の存在を、もっともっと世に役立てていく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?