見出し画像

一生続けていきたい学びに出会えた予感

前回、宮崎一人旅を2話まで書いたままずっとそのままになってしまっていた。続きを書こうとしていたのだけれど、日々のことに夢中になりすぎたからか、いつの間にか長く時が経ってしまった。

宮崎旅の話は、あの途中のままでいいかな、なんて今は思っている。あの時間を経ての今の私がいて、新しい次なるものに向けて既に動き出しているから。

またふと思い出した頃に、懐かしさを味わいながら書くのもまたいいかもしれない。そして、今とは違った目線で書くことができるかもしれない。

ーーーーーーーー

最近の私は、英語の学びに至極力を入れている。40歳を目前に控えた30代最後に、突如もう一回英語をイチから学ぼう!英語を話せるようになりたい!と一念発起したのが、今年の6月だった。
英語は高校の頃から好きで、テストはそれほどよく無かったが、とにかく英文を眺めているだけで、なんだか賢くなったような気がしたし笑、意味は分からなくても文字の羅列を見ているのが本当に好きだった。

なので、大学も英語に触れられるところを選んで受験をした。勉強こそできなかったが、得意の小論文で、ギリギリなんとか地方の国立の大学に合格したのが、もうかれこれ20年前になる。

そこからは英語に触れながら、カナダ語学研修プログラムなるものがあることを知り、1年間アルバイトでお金を貯めてそれに参加したりもした。
学部の他の子たちも何人か。ホームステイをしながら6週間だけ。現地の大学で授業を一緒に受けさせてもらったり、このプラグラムのさまざまなカリキュラムを受けさせてもらった。

当時、好きなリーディングの練習しかしていなかった私。全く話せないし、あまり聞き取ることもできなかったため、日本に泣きながら電話したり、早く日本に帰りたいとずっと思いながらの滞在だった。(今思うと、本当に勿体無い。。。)そんなことから、もう英語はムリと早々に諦めてしまったわけだ。

そこから時が巡り、新卒も英語を活かせるような職に就くわけでもなく、やりたいことも明確ではなかったので、これまで何度も転々としながら月日が経っていったわけだ。

ときには自然の中でのんびりと


そこから20年。ひょんなことから英語熱がむくむくと湧いてきた現在。
そして今は、英会話をメインに、翻訳の仕事にきっといつか携わる!と思いながら毎日勉強中。翻訳という夢ができたのは、あの宮崎旅へ行って、とあるマガジン雑誌に出会ったことがきっかけ。30代最後にして生まれて初めて夢というものができたのだ。

そんな時、これまた降って湧いてきたように、社内で翻訳の仕事が私のところへ舞い込んできた。それは2週間限定の仕事で、もしかしたらその後はもう私には入ってこない案件かもしれない。翻訳のスキルも何もない私だったが、これは大チャンス!とばかりに二つ返事で返答した。

まあ、翻訳が始まってみたはいいが、全然分からないわけで苦笑。
締め切りもある中、かなりの苦戦を強いられることになった。(そりゃそうだ)。それでも一日中英語に触れられることに喜びを覚え、本当に楽しくて、飲食忘れるくらい没頭しながら、周りに助けられながらもその期間が終了した。

もっともっと学びたい。今よりももっともっと表現できるようにもなりたいし、理解できるようになりたい。全然できなくて悔しい。悔しすぎる。言葉が、英語と日本語を介しての想像力が、こんなに楽しいなんて!これは私の天職かもしれない!
そんな思いで溢れていた。

これまで実はいろんなことを学んでは、その場限りで満足して終わってしまうことが多かった。学びも転々としていたわけだ。
それをある時「いやらしい言い方をすれば、それってある意味ではセレブの趣味みたいなもの」と言われたこともあった。

そして何も言い返せない自分がいた。

そんなこともあってか?、この英語に関しては、ゆっくりじっくり一生学んでいきたいなと感じている私もいる。
一生勉強。それはもうワクワクしかないのだ。


この記事が参加している募集

今こんな気分

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?