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2度目の会社訪問。自己紹介に問題あり。

退職後2度目の会社訪問は、大学事務。今日もまた職歴を交えた自己紹介から始まる。前より頭はクリアだったけど、やはり声が出ない。適当な言葉が即座に見つからない。

この歳になっても、やっぱり自己紹介は大の苦手。これを克服するコツを調べるため、ネットやら本やらを手あたり次第にあたってみる。

東洋経済の記事で見つけたのが岡本純子さんの記事。彼女曰く、(とくに日本人が)人前で話すときには「孤独な独り言」になりがちだそう。周りの反応がない、壁打ちのような状況の中で球を打ち続ける疎外感を、様々な工夫によって「相手とのキャッチボールに変える」ことで話し方は大きく変化するのだという。

なるほど!私は人との対話は平気だけど、人前での独り言が苦手なんだわと納得した。

さて、今回の仕事は留学する学生対応の窓口業務。なかには日本語の話せない学生もいて、英語でのコミュニケーションが必要だという。
「学校事務や窓口業務の経験はありませんが、身近に留学を控える大学生もおり、相談に来る学生の立場に立った対応ができると思います」
とアピールしてみたが、先方に大きな反応はなかった。

対応してくださった先方の方は、同世代とおぼしき現場で業務に携わる女性、その直属の上司、そしてさらにその上の管理職の男性の3人。主に女性から説明があり、組織についての説明は管理職の男性から。直属の上司は黙って同席のみ。現場の女性からは
「経験がなくても、実地で学べば大丈夫ですよ」
「私にも子どもがいますが、働きやすい職場ですよ」
と言われたけれど、「合格」の電話がくるまでは安心することはできない。

私にも、やっとそのことがひしひしと分かりはじめている。

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