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【はじめての岩手弾丸旅行】宮沢賢治「童話村の森ライトアップ2018」を見に行ってきた

8月半ばの土曜に、仙台在住の親友と岩手旅行へ行ってきました。

なぜ岩手なのかというと、「宮沢賢治童話村」でおこなわれる「童話村の森ライトアップ2018」を見に行くためです!

開催期間は、7月27日から10月7日までの主に金土日。時間は午後6時30分から午後9時までとなっており、入場料は無料です。

詳しくは公式HPへ。

岩手県花巻市は、宮沢賢治の生まれ故郷。ほかにも、「宮沢賢治記念館」や「宮沢賢治イーハトーブ館」などが隣接しています。

※「イーハトーブ」とは宮沢賢治が作った造語で、「理想郷」を指す言葉だそうです。この日まで、体に良い何かだと思っていました(ハトムギ、玄米、イーハトーブ、的な)。

特に童話村は、宮沢賢治の童話の世界を表現した施設で、そんなところでライトアップがおこなわれるなんて、とっても素敵じゃないですか!

ということで朝5時に仙台へと到着した私は、新幹線やまびこにさっそうと乗り込み新花巻駅へと向かったのです。

岩手、けっこう寒いです。

降り立ってびっくり。寒い…まだ8月ですぞ。大学時代岩手に住んでいた親友いわく、お盆過ぎるとけっこう気温が下がるとのこと。

これから行く方は薄い羽織り物必須です!

新花巻駅の改札を出て、周りを見渡してみると、なかなかに宮沢賢治押しがすごい(笑)旅行者の気持ちを盛り上げてくれるこの演出は素晴らしいですね。

駅出てすぐの広場には、「セロ弾きのゴーシュ」の彫刻碑。

ちょっとシュール。

看板には童話の一文が。近づくとここに書かれている「トロイメライ」のメロディが自動的に流れてきます。

けっこう控えめな音量で流れてくるので、耳を澄まして聞いてみてください(笑)

童話村のライトアップは夕方からということもあって、昼は新花巻駅からタクシーで30分くらいの「大迫ワイナリー」に行っていました。

タクシーは6000円くらいでしたが、レンタカー借りると飲めなくなっちゃいますからね(笑)

バスという手もありますけど、本数が少ないうえに始発バスが遅かったので、
行きはタクシー、帰りはバスと今回は使い分けました!

ちなみに、「大迫ワイナリー」の最寄りのバス停から新花巻駅までの最終バスは、13:50発でした(早い!)

ほろ酔い気分で新花巻駅まで戻ってきて、遅い昼食をとり、さぁいざ童話村へ!タクシーで片道840円くらいです。

タクシーの運ちゃんに聞いたところ、宮沢賢治記念館は小高い山の上にあるらしいので、先にそちらから見て、下りながら童話村まで行ったほうが良いとのこと。

「岩手の人って本当親切!」と感動しながら記念館の受付に向かうと、ここでまさかの衝撃の一言を聞きます。

「今日、ライトアップやらないんです」

……えぇ!?

詳しく聞いてみると、童話村で三浦祐太朗さん(山口百恵さんの息子)のライブがあるらしく、ライトアップはしないとのこと。

改めて公式ページを見ると、「※8月18日、19日と9月8日は会場都合により、ライトアップ及び開館延長は実施しません。」って書いてある!

ただのリサーチ不足!!岩手に来る前から勝負が決まっていたとは…

公式サイトでは、開催日時のカレンダーがありました。

今後行かれる方は、こちらを一度チェックしておくと確実かと思います。

あまりに悔しくて童話村の近くまでとりあえず行ったところ、近くの売店のおばさんが、

「中に入れないだけでライトアップはする」
「ライブ終わり(8時以降)なら入れるかもしれない」

ということを教えてくれました。岩手の人って本当にいい人(2回目)

さすがに帰りの新幹線の時間もあったので、暗くなったところを見計らって、外から童話村を眺めました。

塀が低いので頑張って背伸びすると見えるんです。イベントスタッフに白い目で見られながら、塀にしがみついてイルミネーションを覗いていたのは、絶対、きっと、私たちだけだったと思う。

木々の間から見えるイルミネーション、とっても幻想的で素敵でした(無駄にポジティブ)

誤解があるといけないので補足させていただきますが、この目で見た景色は確かに幻想的でした!!(圧倒的な写真センスの無さ)

岩手にリベンジを誓う

今回は確かにミスがありました。でも、結果的にすごい印象に残った旅になったし、必死になって見たイルミネーションは絶対忘れないと思います。

あと、事前リサーチの重要性を実感しました。笑

「来年こそリベンジだね!」

そう二人で誓いながら帰る新幹線の中、また来年の夏の楽しみが増えたな、とうれしくなる私なのでした。


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