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2023年の振り返り

plotter…というかシステム手帳導入から1年経ったので、plotterと出会った2022年の小話をしつつ、2023年を振り返ってみようと思う。


2022年の小話

この年は既にノートでのバレットジャーナルを活用しており、その年から365デイズノートを使い始めた。半年で2冊目に突入したものの、情報の移行をサボったため2冊目の運用時に家に帰って1冊目のノートを見ないと知りたい情報がわからないという問題が出た。
しかし、移行作業はとにかく面倒なので365デイズノートよりページ数が多い(かつ薄くて持ち運びやすいサイズ)ノートを探すとこにした。移行作業を先延ばしにしたいという安直な話しだが、今考えるとその分次のノートでの移行作業の負担も倍増である。頭が悪い。
そして、365デイズノートよりページ数が多い(かつ薄くて持ち運びやすいサイズ)ノートなんて非現実的と頭ではわかっていてもネットでダラダラ探し続けていた。
そんなある日、気分転換に少し広めなLOFTに足を運びノートを物色していた。その時にplotterと出会った。
黒い革にピシッとついたピンクゴールドのバックプレート。あまりのカッコ良さに一目惚れした瞬間だった。そして後日、ただ購買欲を満たすためだけに購入した。

plotterは間違いなくカッコいい。しかし当時システム手帳に抱く印象はネガティブなものだった。
なんか仕事できる人が使うやつ。市販リフィルが多くて悩むし、飽きそう。そもそも市販の手帳にギブした自分が更にカスタマイズ性の高いシステム手帳とか無理ゲー。
でもplotterは間違いなくカッコいい。

そんなこんなで、カッコいいPlotterを使いたい欲求からシステム手帳をどう運用するかフロー図を作ってリフィルフローを検討した。バレットジャーナル的な使い方は継続したかったが、移行作業はしたくなかったのでそこの運用ルールを考えた。
フローを考えている間はB6サイズの365デイズノートの紙面の使用範囲をバイブルサイズに限定して使ってみていた。そもそも小さすぎて書きたいことが書けないと本末転倒である。なのでテストでmonthly logページも作ってみたりした。うーん小さいぞバイブルサイズ。
そんなこんなで約1週間のバイブルサイズお試し期間を設けて2022年12月の中旬に365デイズノートからplotterの移行に踏み切った。という事で、2023年の振り返りに入る。

↑なんか頑張って作ったリフィルフロー。
Plotterに興奮して無駄に洒落っ気を出している。

2023年を振り返る


  • 春といいつつ年明け早々の話になるが、その頃は自分で考えたリフィルフローを覚えるのに四苦八苦していた。ノートならすぐにメモれるのにシステム手帳ではメモを取るのも一苦労だった。それは「これはここに書く」と決めたルールがそうさせていた。それでも1ヶ月くらい使った頃には慣れていたし、実際フローを決めてよかったと今も思っている。
    また、もともとノートの頃からmonthly logでハビットトラッカーをしていたのだが、流石にバイブルサイズでは紙面が足りずお手製の蛇腹リフィルを採用していた。しかし4月を終える時に「もういらないな」と判断し蛇腹リフィルは4ヶ月で幕を閉じた。
    そして春からmemo logと名付けたメモをかなり活用するようになり、瞬く間に大量のリフィルが消費されていった。plotterはパンパンになり、色々思案した結果ずっと逃げてきた移行作業を行ったのだった。
    こう振り返ると、この年初めは偶然仕事もプライベートも落ち着いており自分自身の体制を整える時間が取れた気がする。概ね夏になる前に手帳の使い方は固まっていた気がする。


  • どんどん仕事が忙しくなった。精神面も少しやられていた気がする。しかし春先に手帳の使い方も固まっていたので、手帳に書けば自ずと動かざるを得ないわけで、精神がどうであれ書くことでバレットジャーナルに動かされていた。そう、不思議と書けば体は後からついてきたのだ。
    そんな多忙な日々で起きたシステム手帳関連の問題があるとしたら、monthly log、 weekly logともに、書き込んだタスクの期日を見落とすという残念なものだった。
    期日を書き忘れるなら期日を書く欄を作ればいいじゃない!という「そらそうだ」という案は思いついていたものの、改善のために行動に移す余裕がなかった。
    そんな折に偶然、7つの習慣の書籍を見る機会があった。色々参考になったが4つの領域はとても今の状況にマッチしており、その結果monthly logとweekly logのレイアウトを変えるに至った。4つの領域を意識することでより固い構成になったと思う。
    (2023年12月現在もこのレイアウトを採用し続けている)
    そして、8月に入る頃に妊娠がわかり私生活も静かに慌ただしくなっていった。


  • 8月はまだ手書きでmonthly logも weekly logも作成していたが、ある週末に「面倒くさい…」ただその理由一つで weekly logを書かなかった。夏に新レイアウトにした事で「定規で丁寧に線を引く作業」が増えたため億劫になったと思われる。毎週日曜にweek logを準備する習慣だったのだが、その日の就寝前は何も整理できていない状態に気が気でなく、翌日の月曜日には少し早起きして(というか目が覚めた)出勤前にカフェでweekly logをフリーハンドで作成した。
    今まで忙しいから書けないということはあったが、面倒くさいからというのは初めてだった。これはマズイと思い、確か次の週末にはPCを起動して自作リフィルの作成を始めた。
    自作リフィル作りは思ったより楽しかったが、plotterの2mm gridリフィルにプリントアウトする時に緊張が走った。愛するplotterリフィルを汚してしまう背徳感と失敗はできないという緊張感。
    それでも初めてバイブルサイズの用紙へのプリントは意外と上手くいった。そして「なんで楽なんだ…」と率直に思った。手書きはあんなに時間がかかるのに数十秒でできた…すごい。
    当初は、自分の飽きっぽい性格を懸念して2週分の weekly logのみプリントしたがすぐに使い切り、次は4週分プリントアウトした。それも使い切ったのが11月末頃。この頃には市販品のリフィルの購入も考えていた。買えば良いというのは楽である。もちろん定番のロングセラー商品でないと無くなる可能性もあるけれど。
    市販品に想いを馳せるも自分の望むリフィルは中々無いので作るしかない。次は8週分の weekly logを作った。これで12月、1月は安心だ。


  • まさに今。相変わらずプリントアウトした自作リフィルを使って生活しているし、大きな問題はない。リフィル開発が終わって保守管理しているような状態なのかもしれない…とは、知人の開発者が言っていた「水道が当たり前に使えるように、毎日何も問題なく過ごせることが保守管理なんだ」という言葉を思い出して書いてみた。春先のリフィルデザインを考える時間も間違いなく楽しかったけど、自分にとって手帳というのは趣味でもあり、もはや生活の一部でもある。なので機能性とか利便性という方が優先度が高い気がする。見た目のデザイン性はPlotterの世界観が完璧に演出してくれてるので自分でデコらなくてもテンションも維持していられる。
    しかし、年明けから生活が変わる事もあり手帳の構成も変わっていくんだろうなあと思っている。どう変わるのかは未知数だ。もしかしたら2023年同様、新年から春先にかけて構成を思案しているかもしれないし、手帳そのものを使わなくなっているかもしれない。・・・いや。多分手帳は手放さないと思う。なぜならとにかく書くという事は自分にとって大切なことだとここ2,3年で実感し続けているからだ。
    形を変えても何かに書いているだろうなあ。いや、書ける時間と精神の余裕を持ちたいものだ…。

総括

これは以前のnoteでも書いたけど、システム手帳もバレットジャーナルに向いていた。移行作業が嫌な人、延々とページが続くノートが欲しいというズボラな人は使ってみると良いかもしれない。
そしてdaily logはノートの頃から書き方が変わっていない。(というかバレットジャーナルのやり方が完成されてるんだろうなと思う)しかし、daily logの精度を上げるために weekly log、monthly logの使い方を自分なりに変えていく必要があった。

これからのこと

まず、課題は書き終えたリフィルの管理だ。daily logとmemo logが結構いい具合に溜まっている。一年でこんなに書いたのかと、ちょっと感慨深いので捨てるのも抵抗がある。今のところ冊子化を検討しているものの、ひとまず後回しにしている。

↑上から daily Log 、memo log、monthly&weekly log の
アーカイブファイルとprotter

次に、挑戦してみようと思ってるのは日記だ。
最近、試しに2年の連用日記を始めてみた。ひとまず1週間続けてみている。最初はほぼ日の5年連用日記の購入も検討していたものの、流石に5年は荷が重いのとシステム手帳と別冊になるのがどうもダメだった。多分システム手帳から分離された途端、続かないだろうなと何となく感じている。
なので今のお試しはシステム手帳で行っている。これまで weekly logに日記のようなものを書いてみてたのだが、意外と過去の記録を見るのが面白いと気づいた。これが連用日記になったらより面白いかも、というのが始めようと思ったきっかけだ。
何より、これまで仕事のみだった生活に出産、育児が加わっていくのだから、その変化は良いことも悪いことも人生で一番大きな変化に違いない。うん。きっと。
そんなこんなで日記を続けてみようと思う。(と言って続かないかもだけど)

長々書いてみたがシステム手帳のおかげで今年は良い一年だった。来年も新たな変化に対応できるように手帳や家族とともに歩いてみたいと思う。
以上、ここまで読んで頂きありがとうございました!

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