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苦労、幸せ

私には全肯定してくれる友人がいる。
とっっっっっっっても助かる。

私、こんな素敵な友人を持てて、幸せすぎる。

その友人は明るい性格だけど、友達が多い社交的な性格ではないから、友達が少ない(私もだけど)

そんな数少ない友達に私を選んでくれるのも、幸せだ。









その友人はとても苦労している。

幼い時から父は離婚して居なくて、小学生くらいの時に母を亡くしている。
お金に裕福な家庭とはいえず、その友人は高校在学時からバイトをすぐ始め、卒業してすぐ社会人として働きだした。
歳が離れた妹がいる。
高校入学にもそれなりに費用がかかる…ので、その分はお金を貸して負担しているそうだ。
社会人として働く今も、ほとんどの金額は家に入れていたりしている。

私はそんな彼女を尊敬する。










いつもこんな自分、と、比べてしまう。
比べるのも良く無いが、比べてしまう。

私の家も裕福とは言えない。
だけど、最低限は保証されていて、時々美味しいスイーツやケーキを買って来てくれたり、日帰り旅行に行ったり、美味しいものを食べに行ったり、楽しい幸せを貰えている。

比べればそこは幸せなのかもしれない。

だけど私が比べるのはそこではなく、"苦労" だ。














その友人と比べた時に幸せだと感じる家庭事情の反面、私は苦労をしてきていない。

高校時代バイトせず家に直帰して地下アイドル追いかけていたり、高卒で働き出したはいいものの、成人するまでは家にお金をいれなくて良かったし、料理も洗濯も家事も全て母がやってくれるレベルで、私は家で何もしていない。

こんなので良いのだろうか。

いつも、考えるだけ考えて、結局は今まで通りの暮らしをする。意味のない時間。











他の友人に、「私はもう少し苦労しないとな…」とか言うと、

「苦労なんてしなくていいんだよ。私はあなたに常に幸せでいてほしいよ〜!」

なんて言われたことがあるあるから、それがお守り過ぎるのです。












そんなお守りの言葉をくれた友人にも、
苦労しながらも私と仲良くしてくれる友人にも、
幸せになってほしい。

私はもう貴方方に幸せをいただいているので…

絶対にその友人たちにはこの記事、見られないけど、陰ながら、応援…

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