2011-09-05 

先日は日本ヴォーグ社のYさんにお誘いをいただき、3331 Arts Chiyodaでおこなわれた後藤繁雄さんの開催するWhole Life Meeting 01に参加して来ました。

3331 Arts Chiyodaという、

”さまざまなジャンルの第一線で活躍するアーティストやクリエーターたちがそれぞれの表現を自由に発信するために旧練成中学校を改修して誕生した”

素敵な空間の中 「生活を発明する」がテーマのミーティングの中で出会ったのが

吉祥寺を拠点に産後セルフケアインストラクターを13年されている

マドレボニータ代表の吉岡マコさんでした。

お母さんになった方のためのボディーケア＆フィットネスプログラムを全国で展開する　NPO法人マドレボニータ。

マドレボニータとはスペイン語で「美しい母」のこと。

マコさんがマドレボニータを始めようとおもったきっかけというのが

ご自身が大学院生時代に学生結婚で、お子さんを抱えたまま就職活動をしたときに

「乳飲み子を抱えたままではどこも就職させてもらえないんだ！」という日本の社会の現実にぶちあたったからとのこと。

そんな人たちが仕事をできるような場所をつくりたい

そんな思いから、生まれた彼女の仕事。

美しい母とは、けっして

おしゃれママのことを指しているのではなく

生きることの根幹と社会との向き合い方

発言／発信の仕方

言葉、身体、それから　生活をたのしんでいる　心　

全部が有機体になって

それが美しい人というのだったな、と

ハッとしました。

生きることの本質（ライフスタイル）への提案
&雇用の創出という少しこの先にある夢を描いた
そんな日でした。


後期：その後、時を待たずして自身の妊娠出産があり、マドレボニータの方と同室で助産院で出産をし、産後マコさんの教室に通い、そして私も創業し子供を抱えたまま大学院に進学することになるなんて、人生は不思議なものです。

2021.02.04