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52歳のうち29~43歳 ステージママ編①

実は我が家の息子たちは子役だった。
共に0歳から仕事をしていた。
始めたきっかけは、私の母がモデルだったこと、
母がお兄ちゃんを「事務所へ所属させてみたら?」と言ったこと。
職場の先輩のお子さんが有名な〇〇クラブ・〇〇〇クラブの読者モデルに出て、薦められたこと。
読者モデルなら、採用してもらえるかな?と安易な考えだった。
早速、ベストショットを送ってみた。

当時は電話で連絡がきて、撮影に呼んでもらえた。
いい記念になると思い、とても嬉しく雑誌の発売日には
おじいちゃん・おばあちゃんも購入したりした。
気が付けば毎号、呼んでもらえた。

調子にのった。

父の知り合いのモデル事務所に写真を送って所属した。
そこでいくつか大きい仕事もした。
いきなり大手のCMも決まり、寝顔のシーンがあり、
土手をベビーカーで何往復もして寝かしたのを思い出す。
オーディションで他の事務所のママと話すようになって
「事務所はどこですか?」がファーストコンタクトだった。
所属事務所は子どもだけでなくあらゆる年代が所属していたので
どうやらオーディションが多くないようだった。

欲が出た。

子ども~大人までいるが、活躍している子役さんのいる事務所へ写真を送った。
カメラテストがあって、椅子に座りママから離れられること、
カメラマンの後ろにママは配置され、カメラマンさんと一緒に声をかけあやす。
無事に合格。
前の事務所での仕事内容の確認があり、無事に移籍。
宣材写真を後日、撮影する。
この時に、ロゴのはいったものは×
カラフルな服を3パターン用意する。
靴下・靴も含んで3パターン。
かなりに荷物になります。
マネージャさんが服を選び「これを着て準備出来たら声かけてください」と。
女の子はヘアーさんが髪型も可愛くしてくれてました。
この宣材写真がとてもとても重要なのです。
必ず、書類と写真の審査が通らないとオーディションへ進めないからです。
事務所から全員が載った冊子が送らてくるのですが、
どんな写真が採用されたのかいつもチェックにドキドキしました。
今回はいけるぞ!
今回はダメかな~

思い出すととても懐かしいです。
今でもとってありますが、いい記念です。
一緒に冊子に載ってるお友だち、今も俳優さん・女優さんで活躍してたりします。

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