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東京探索記 11 丸ノ内線をみる(文京区茗荷谷他)

今回は茗荷谷などを歩いたときに撮った丸ノ内線のお話。

東京にお住まいの方はご存じと思いますが、丸ノ内線は地下鉄です。なので、地面の下を走っているのですが、時々地上を走っています。
その地上を走っているところがまたよくて、見える場所に行くとついつい何枚も撮ってしまいます。今回は過去写真からつい最近撮ったものを含めてアップしてみました。

2024/2/18 庚申坂下

池袋を出発した丸ノ内線は、2駅目の茗荷谷で地上に出ます。
ここから隣の後楽園駅まではほぼ地上を走ります。
このあたりは始発の池袋、次の新大塚駅(春日通り下)に比べて土地が低い、「茗荷」の名の通り谷地、窪地です、ので地下浅いところを走っている丸ノ内線は自然に(??)外に顔を出してしまうんですね。そのようなわけでこの辺りは地面の上どころか、高架を走っているときがあります。

茗荷谷駅を出てすぐにあるのが釈迦坂と切支丹坂。偶然と思いますが、宗教的な名前をもった2つの坂のそれぞれから丸ノ内線が見られます。

2024/2/18 釈迦坂から

釈迦坂は、尾根道の春日通りから茗荷谷の一番の低地へ向かう坂道で左へ右へと蛇行しています。まっすぐ走る車両と曲がりながら下っていく坂道の組み合わせがお気に入りです。

2024/2/18 切支丹坂から

切支丹坂があるのが小日向町の台地。そこから下ってトンネルをくぐって反対側へ。そのトンネルの上を丸ノ内線は走ります。

次は後楽園駅に近いほうになりますが、金剛寺坂そばの跨線橋(こせんきょう)からの眺め。ちょうどトンネルを出てきて茗荷谷駅へ向かうところですね。

2020/8/6 金剛寺坂そばの橋から

後楽園駅は通常の電車のように高架上につくられています。
ちょうどこの場所、いま後楽園や文京区役所ある場所は大きな池もあった場所でいまでもそれとわかるくらいの窪地です。ここから次の駅、本郷三丁目に向かうと本郷台の下にもぐります。ちょうどトンネルにはいるところの様子も見ることができます。

2023/2/4 東富坂から

後楽園駅を出て、本郷台の下にはいるところの丸ノ内線。

2023/2/4 白山通りを渡る

地下鉄なのに普通に道路の上を高架で走り抜けています。バックに見えるのが後楽園遊園地…は古いか、今は東京ドームシティと呼ばれるアミューズメント施設。


続いては御茶ノ水駅を出てすぐの神田川を渡る車両。この構図は有名な場所ですね。御茶ノ水 聖橋からの風景です。

2022/3/12 御茶ノ水聖橋より
2023/1/7 聖橋からの夜景

そして最後は茗荷谷まで戻って、庚申坂上からの丸ノ内線と夕陽の風景。
夕陽の上の雲もオレンジ色に染まっていました。感動的な光景でした。

2024/2/18 庚申坂上から

おまけ。御茶ノ水橋から見た逆さ丸ノ内線。
気づいてカメラをかまえるのが遅かったので、ほとんどトンネル内に入ってしまっていますが、神田川の川面に映る逆さ丸ノ内線の赤い車両です。

2024/2/18 御茶ノ水橋から






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