こめ

『コメントが苦手』

――っていう言葉をよく聞くんだけど、「コメントしない本当の理由」って4つくらいに大別できないかな。「苦手」ってのは概ね、建前な気もするし、コメント推進委員会の顔も持つ醸し部部長としては苦手の中身を眺めてみたい気がする。

【あなたがコメントをしない理由】
1、好きじゃない
2、作者と距離を置きたい
3、めんどくさい
4、自信がない

下に行くに従って、作品のことは好きである、というベクトルに推移した理由になっている、と思われる。

1の「好きじゃない」ってのはもうどうしようもないですね。だってスキじゃないんだからw  コメントの前にスキすら押さないグループに属する方々ですね。

2の「作者と距離を置きたい」は、作品は気に入ったけど、コメントすると作者とお近づきになりそうで怖いし、やめとこうというグループに属する人々。どんな人とも一定の距離を保つと決めている人も入るかもしれない。スキはするけれども、誰にも平等にコメントをしない人々とか(いるのか?w) 作品は好きだが作者は嫌い、あるいは作者がなんか怖い、リスペクトしすぎて近づけない人々もこれに属するかな。

3の「めんどくさい」は多数派になりそうだが、これは「何かを考えて書く」という行為自体が本当に苦手で書かないタイプ、あるいは、作品自体は好きといえば好きだが、コメントという行為をしてあげるほどの作品でもなく、コメントを書くまでのモティベーションが湧かなかった場合にも適用されるグループだと思う(それって作品の魅力が足りなかっただけなんじゃ…ry)それから、他人のリソースを閲覧して吸収したら、それについて書いてる時間がもったいないし、そんな時間があったら自分の作品を一文字でも多く書きたいたわ、というnote利己中心派もこのカテゴリーに少なからず入ってるかもしれない。

4の「自信がない」。これがほとんどを占めそうな感じだけれど、どうだろうか? まず、自己評価眼がきつすぎて自分を棚上げできず、他人様なんぞにコメントできないタイプ。コメントしたことは全て自分に跳ね返ってくるので、わからんでもないところw コメントで作品を評価すること自体不遜である、としているタイプも含まれるかもしれない。それから語彙も少ないし、下手な感想いって笑われるのもいや、というタイプの人々もこれに属すると思う(でももし、文章であれ、音楽であれ、絵であれ、何か作品を出しちゃってるなら、今更コメントで馬鹿がばれるのは恥ずかしいっていうのはちょっと理屈が通らないとは思うけどね。だって、作品に出ちゃうから。脳みそ。コメントしなきゃばれないと思っていたらそれは大間違いでw だから実はそれはまったく理由にならない。ありのままでいいから、コメントがわいたら、コメントしてあげてほしいと私は思う)。

さて、ざっくり眺めてきたが、ケツ論すると、苦手な人すら、どうしようもなく、心が突き動かされて、コメントしちゃうようなものを創らないと駄目ってこと。それに尽きる。

え?



この記事が参加している募集

コンテンツ会議

水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。 ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。