今回紹介するのはモンスタートラック・カラーリビールです。ベーシックカーのカラーリビールと同様、現在は正式な国内導入がされていない商品。2023年Mix 4はLoco Punkが描かれたパッケージ。

　同弾のラインナップ。

　今回出たのはPiran-AHHHHでした。開封時はこのように単色の水溶性塗料で覆われており、それを水で落とすことで本来の色が明らかになります。
モンスタートラック本体に加え、ゴム製の水鉄砲とそれを装着するためのクリップも付属。

　Piran-AHHHHはピラニアをモデルにしたモンスタートラックで、通常ラインでは2020年から登場しています。名前はYouTube内のホットウィール公式チャンネルの日本語動画で「ピラナー」と発音されていました。
　車体が冷えている時は紫色。アニメ的な目やファイヤーパターンのグラフィックスが特徴。

　モンスタートラック・カラーリビールは通常ラインのものと異なり（おそらくコーティングを落としやすくするための配慮として）フレーム部分の造形が簡略化され、タイヤもホイール部分と分割されていないものが使われています。
カラーシフターは通常のフレーム構造を維持していただけに、この点でややチープさは感じるかも。
車体部分の造形も一部簡略化されており、アゴや背びれが別パーツではなくボディと一体化しています。

　温めると水色に変わり、今度は紫色のラインが目立つようになります。

　横から見た状態での比較。

　説明書に記載されている、付属の水鉄砲を使った遊び方の説明。

　装着してみた状態。

　バービーやディズニープリンセスなどマテルのドール系玩具分野ではカラーリビールが国内導入されているようなのですが、ホットウィールに関しては先述した通り未だ国内導入がなされていない状況になっています。
しかしながら昨今はYouTubeアニメの地上波進出や1/24サイズ、プレイセット等の国内販売、Big Rigs（トランスポーター）も発売予定などモンスタートラック関連の国内展開に力が入っているようなので、願わくばモンスタートラックだけでも正式な国内販売がなされてほしいところです。