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Hallo_NEO-SAITAMA2023(Ninja Slayer Image Playlist) #ニンジャスレイヤー222

これはなんですか?

 ニンジャスレイヤーのイメージプレイリスト、いわゆるイメソン集です。
 私はニンジャスレイヤーという作品はアニメイシヨンから”音”が付いた人間なので、選曲のチョイスもそれに準じつつ、同時期に摂取したアニメ・ゲームやヘッズコミュニティ、ダイハードテイルズ、逆噴射聡一郎先生にインスパイアされた楽曲ものもあります。
 ディスク2枚組の構成になっており、[Disc 1]はOPやEDに使用されそうなはヴォーカル・トラックが、[Disc 2]は劇中に流れる劇伴音楽をイメージした楽曲を取り揃えています。


Hallo_NEO-SAITAMA2023#njslyr222
[Disc 1]


選曲メモ
▼「ANOTHER PERFECT DAY / BOOM BOOM SATELLITES」ダークなギターとエレクトロサウンドは降りしきる重金属酸性雨を思わせる、黎明期のBOOM BOOM SATELLITES。またクソッタレな一日が始まった
▼「いざメキシコへ / GLIM SPANKY」がなるような歌声で精神的メキシコを歌い上げる混沌と自由への憧憬と讃歌
▼「従属人間 / Supercell」まずタイトルが堪らなく良い。Supercellといえば甘酸っぱいラブソングを思い浮かべる人間が多いだろうが、バチバチに決まったティーンエイジ・ロックンロールもいけるクチだ
▼「ICE AGE / THE PINBALLS」ハスキーな歌声は男女問わずいくら摂取しても健康に良い。解散してしまったのが本当に惜しい
▼「fake!fake! / カラスは真っ白」疾走感のあるバンドサウンドに浮世離れしたボーカルのケミカル反応がポップでファンキー。残念ながらこちらのバンドも既に解散
▼「OLDNEWTOWN / パソコン音楽クラブ」かつてはNEWだったタウンが今では過去のもの……という、旧世紀レディオから流れていそうなローファイなクラブ音楽
▼「Upside Down / 電気グルーヴ」ネオサイタマのアンダーグラウンド音楽の連想には電気グルーヴは欠かせない
▼「陰暴論 / tofubeats」人を踊らせる陰謀論もフロアで流せばポップでハッピーな音楽に早変わり。軽率で軽薄で軽快なダンスミュージック
▼「死神 / 米津玄師」インターネットの寵児が伝統芸能で面白可笑しく一曲作ったらどうなるのか?それがこの答えだ
▼「あいつら全員同窓会 / ずっと真夜中でいいのに。」光り輝くネオントラック、仮設足場で組まれたステージ、強烈なスポットライトでシルエットだけ浮かび上がるボーカル。ネオサイタマの裏路地でゲリラライブを敢行したかのようなアトモスフィアが鮮烈
▼「かつて天才だった俺たちへ / Creepy Nuts」ラップであり、パンクであり、ものすごいパワを感じる。音楽とは生き様、アティチュードなのだなあ
▼「スピードと摩擦 / amazarashi」軋轢や葛藤に摩耗していく情緒。ビジュアルが脳裏に浮かぶ文学的なリリックに、乱歩性を内包していることも忘れてはならない
▼「仮面の街 / サカナクション」内向的でゴリゴリな陰キャ時代のサカナクション。表層的な関係と閉塞感に沈んでいく夜のロックナンバー
▼「DIE meets HARD / 凛として時雨」ダイ・ミーツ・ハード。ただならないアトモスフィアを醸し出すタイトルに恥じない緊張感のあるサウンド。MVもすごい。
▼「Take Me Under / MAN WITH A MISSION」生まれ変わり ようやく始まるんだ/主よ、神よ どうか守ってくれ/一緒に連れて行ってくれないか/覚醒してみせよ/終焉の使徒/……ブラックメタルじみた歌詞がクール
▼「Thank you, my twilight / the pillows」繰り返されるシンセ電子音とアンセムのようなシャウト。今日も悪くない一日だった



Hallo_NEO-SAITAMA2023#njslyr222
[Disc 2]


選曲メモ
▼「This Fffire / Franz Ferdinand」21世紀最先端のサイバーパンク・ミュージック。OP映像がエグいほどカッコ良すぎる
▼「Techno Syndrome 2021 (Mortal Kombat) / Benjamin Wallfisch」情け容赦ない格闘ゲーム原作の史上最高のテーマ曲リミックス。フェイタリティ……
▼「Super Sonic Samurai / VICTORIUS」スーパーソニックサムライがレーザーカタナを構えジェットパックで飛翔するメタルだ。しかも続編にはマンモスと恐竜も出てくる
▼「サイボーグメカニンジャ / ザ・リーサルウェポンズ」感情を持たぬサイボーグメカニンジャが果てしなき闘争へ身を投じるテクノだ。しかもオーバーオールにアメフトヘルメット男とティアドロップサングラスをかけたサイボーグも出てくる
▼「Musical Chairs / METAFIVE」作詞家のイス取りゲームへの憎悪がすごい曲だ。彼らもまた伝説となってしまった
▼「INFORMATION HIGH / SHARON APPLE」レッドカーペットを通行する鋼鉄製のブラックボックス。楽曲ごとに年齢も人種も声も変わるヴァーチャル・アイドル。陶酔と幻想の中へ墜ちていく
▼「All Along the Watchtower / Jimi Hendrix」たった二人の軍団が巨大な陰謀へ立ち向かう。ウォッチメン、サイバーパンク2077、そしてニンジャスレイヤー
▼「超克 / ぼくのりりっくぼうよみ」ラップとオーケストラ、そして電子音楽。ぼくりりは人間を辞めた。キューティカは電子的失踪を遂げた。それでも人生は続く
▼「Komm, süsser Tod / ARIANNE」破局、カタストロフ、そしてマッポーカリプス。
▼「Before my body is dry / Mika Kobayashi」AnimeJapanでシヨンがキルラキルとダブル主役でビジュアル飾ってたの絶対忘れないからな
▼「Life in ash / FreQuency」フロムソフトウェアお抱えのバンドが放つ最高のミクスチャー・ロック。ゲームコンポーザーは全員バンド組め
▼「DADDY MULK / ZUNTATA」史上最高のサイバーパンクニンジャ活劇音楽のひとつ。無数にアレンジが存在するが、このバージョンのニンジャの無慈悲さを思わせる音の硬質さが一番好き
▼「Love Theme / Vangelis」ラブ、リスペクト、そしてラブ……


未来へ

 今回のプレイリストにはSpotifyで配信されていないものもあったので泣く泣くオミットした曲もあります。全体的にメジャー・オタク指向なので「アンダーグラウンドでもっとニンジャな曲があるぜ!」というヘッズはガンガン情報発信してほしい。私も聴きたい。ヘッズの数だけニンジャのイメソンはある。


(終わりです)

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