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「ムーンライズキングダム」をみて

先日、ムーンライズキングダムというウェス・アンダーソン監督の映画を観ました。
2012年の映画ですが、
舞台は1960年代を描いたものです。

ウェス・アンダーソン監督は自分の幼少期をモデルにして作品を作ることが多いそうです。
この作品ももしかしたらそうなのかな?と思いました。
主人公の男の子は凄く賢いのですが、
周りとうまく馴染めずの子でした。
そして反抗期真っ只中の女の子に恋をし駆け落ちをするというお話なんですが、
ウェスアンダーソン監督がそのストーリーの裏側に秘めている想いや、メッセージみたいなものが所々で感じました。

ぼくはこの映画のメッセージは「ハラスメント」ではないかな?と感じました。

親からのハラスメント
友達からのハラスメント
大人からのハラスメント

色んな場面でハラスメントがありました。


ぼくは幼少期から18歳まで反抗期が一切ありませんでした。
親に反発したり怒鳴ったりもしませんでした。
まわりは親孝行だねとか優しいねとか言ってくれるので、ぼくは反発してないことは親孝行だと思っていました。
ただ大人になって気付きました。

反発しないは異常なことだと。
反発する子、ぐれる子、の方がよっぽど良い感覚を持っていると思いますし、
それが正常だとも思いました。

子供が反発しない家庭は必ずモラルハラスメントをしています。
モラルハラスメントとは
モラル→正しさ道徳
ハラスメント→押し付ける
正しさを押し付ける行為です。

モラルハラスメントをされている子供は
反発しなくなるのではなく
反発できなくなってしまう
のです。
これは凄く恐ろしい事で、
そのまま大人になってしまうと自殺か人殺しになるとぼくは思っています。

ムーンライズキングダムでは
主人公の2人が大人や親へ反発し
自分の自由を求めて行動しているのをみて、
良かったなぁとも思ったし、
ウェスアンダーソン監督も同じ目に遭い、
そしてそれを乗り越えてきたのかな?
とも思いました。

モラルハラスメントについては、
ぼくは今1番興味がある事なので、
また後日noteに書こうと思っています。

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