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肥満、不眠、だるさ、集中散漫、うつは文明のせいだった


おはようございます!健康寿命を延ばす鍼灸師謙です。
今回は「最高の体調」著者鈴木祐さんの本を解説します。
肥満、不眠、だるさ、集中散漫、うつを解消するためのヒントが沢山あります。これを通じて正しい生活習慣を身につけましょう。

不調は自分のせいではない?

肥満、不眠、だるさ、集中散漫、うつ、これらの症状を持っている方とても多いとおもいます。それは治療していてもよくよく感じることです。
これらはなぜ起こるのか?
それは「文明の進歩」によるものです。
「最高の体調」では度々狩猟採集民と現代人が比較されます。
狩猟採集民は一万年前までなので遠い昔の話に感じるのですが、
ホモサピエンスの長い歴史から見れば狩猟採集民での生活がほとんどなのです。ですので私たちの身体は狩猟採集民に適合しているわけですが、
脳の著しい発達により文明が進歩しすぎて便利にはなったが体はそれについてきていないという状態なのです。
その文明病を引き起こす要素は炎症にあるといいます。

【不調の原因】慢性炎症について

不調の原因の大半を占めているのが慢性炎症です。
炎症とは体が何かしらのダメージを受けるとそれを修復するために起こります。けがをした時もそうです。
けがをした時の炎症は一時的なものにすぎません。
それよりもボディブローのように体をむしばんでいくのが慢性炎症。
慢性炎症の大きな要因はズバリ「カロリーの摂りすぎ」です。
100年前は飢餓で死ぬ時代でしたが現代は過食で死ぬ時代です。
肥満率は増加を続け、糖尿病や高血圧の発症につながります。
私たちの脳と体は「低カロリー」には対応できるものの、「高カロリー」を処理するようには設計されていません。
内臓脂肪も、その炎症を引き起こす一因です。
余分な脂肪細胞が分泌する炎症性物質が臓器に炎症を引き起こします。

【不調の解決策①】腸を整える

腸内環境はとても大切です。
私は腸内環境が整ったことによりほとんどすべてのアレルギーが治りました。腸内環境は免疫に大きく関係しています。

腸内環境をよくするためにやめるべきこと

それは抗生物質の多用です。
抗生物質はウイルスや細菌を殺しますが腸内の善玉菌も殺してしまいます。
なんと全体の1/3の善玉菌を殺してしまうみたいです。
必要な時はもちろん服用するべきですが、ただの風邪や肌荒れなどで使うべきではないと考えています。

腸内環境をよくするためにやるべきこと

それは食物繊維と発酵食品をとることです。
これらふたつは腸内細菌の餌になり腸内を整えることに有効です。
【食物繊維】
リンゴとキノコ
【発酵食品】
納豆とキムチと味噌
これらを重要視してください。

【不調の解決策②】環境(自然)を大切にする

都会にいすぎると自然に触れる機会が格段と落ちます。
自然豊かな地方に行くことも大切ですが、まずは近場の公園から行きましょう。すくなくとも週に2回は。
またスマホやタブレット、テレビなどのブルーライトにも気を付けましょう。
夜寝る前はブルーライトを浴びない。
また部屋の大きな照明も消して間接照明やキャンドルなどの灯りで寝る前は過ごしましょう。

【不調の解決策③】ストレスを減らす

ストレス回復の大きなカギは「睡眠」です。
7-9時間睡眠をとれている人は有病率が低いというデータもあります。
7-9時間睡眠に割きましょう。
また昼寝も効果的です。
15-30分の昼寝は効率的に疲れをとります。
ブラックコーヒーを飲んでから昼寝に入るのがオススメです。
カフェインの効果が現れるのは15-30分後です。
効果が出てきたころにすっきりと目覚めるでしょう。

さいごに

いかがだったでしょうか?
今回は「最高の体調」を解説してみました。
是非一緒に生活習慣を整えて最高の体調を手に入れましょう。

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