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随想好日『糖尿病の本当の怖さ』②

生活習慣病としての糖尿病・HbA1c"7"を前に考えること

◆サムネイルの説明
わたしの2022年10月20日ごろの健康診断の測定値部分写真ですね。
注目してほしいのはHbA1cの値ですが、17.1と出ています。
 HbA1cの正常値は4.6~6.2というのが医学会の定めた一つの有難い指標であり、これを越えてくると糖尿病予備軍。8pを超えると糖尿病、要投薬治療。10pを超えてくると入院加療、インスリン及投薬治療という流れになるのがオーソドックスなようです。

 そう考えると、この時のわたしのHbA1cは平常値の凡そ3倍になりますね
そりゃぁ、お医者様が「あんた死ぬよ ! ! 紹介状を書くからすぐに病院に入院しなさい ! !」と仰ることに寄り添えるのですがね。

 さて、このHbA1cは凡そ二カ月程度の時間をかけて体内に蓄積された値になりますから、すぐに下がる値ではないというのがお医者様皆さん仰る定説です。この時のわたしは仕事の関係もあり、すぐには入院加療には向かえなかったこともあり入院は11月の6日ごろからだったでしょうか。まるまる二週間以上も遅らせて入院加療をスタートさせたのです。

 この入院加療スタート時のHbA1cの測定値は15.5pでした。二週間で自助努力だけで1.6p下げることが出来たのですが、その理由は「リンゴ酢」と「新ビオフェルミンS」でした。この辺りは健康増進に絡めて後半に書きたいと思います。

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 ・さて、そんなわけでわたしの糖尿病をみつけてくれたのは、初期医療に携わる、俗に云われる「町医者さん」であり「かかり付け医さん」でありという医療現場でした。
 ・この他に「地域医療」に携わるチョイと大きな総合病院であり、市立病院でありという「町医者さん」が見つけ出した患者さんを手厚く治療する現場がありますね。
 ・そして、最後に「高度医療・専門医療」と呼ばれる大学病院や医療センターなどが存在し、より高度で専門的な治療を提供する医療現場があります。

 我が実弟などは、今回、高度医療・専門医療機関のお世話になり、先日左足親指の切除術を受けたようですが、現在のところ切除カ所の予後が芳しくなく、"急性期的"経過観察が必要なようです。

どうでしょうか。
日本の"医療システム"手厚いですねぇ~。上手の手から水が零れ落ちることの無いよう、国民の健康と命を守るためのシステムがとても良く考えられた上に進められていることが見えてきますね。

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 さて、HbA1cが7を超えてくると一般的に糖尿病予備軍と呼ばれるそうであり、一度、糖尿病になると"全快"という考え方が使われないのが糖尿病の恐ろしさの一つでもあります。
 骨が付いた。腫瘍の切除が終わったなどは全快という考え方を当て嵌めることが出来ますが、こと糖尿病には「全快」という考え方はありません。
一度、HbA1cが8を超えると「糖尿病」という大きな枠に放り込まれることになるようです。

 糖尿病の怖さは様々な合併症にあるのですが、寧ろ"トリガー"としての怖さと考えることもできるでしょう。わたしの場合は糖尿病を"病気"という考え方では見ていません。それは正に、trigger disease。病気の引き金。
生活習慣の悪化と体質の変化が齎すtrigger diseaseと位置付けています。

次の③では、体が糖尿化することによっておこる様々な病気を考えてみたいと思います。また、糖尿病で入院したことのある人であれば分かると思うのですが、糖尿病での初めての入院では「糖尿病教育入院」という言葉が使われます。
 さて、この「糖尿病教育入院」とは何なのでしょうか。
更に、お医者であっても口に出来ない"マル秘"項目について書いてみたいと思います。
 随想好日『糖尿病の本当の怖さ』③ 
 見落とすな ! !
 糖尿病、お医者ですら口に出来ない二つのことに活路あり ! !

お付き合い方、宜しくお願い申し上げます。


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