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白あん

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私の詩作品だけ集めたものです。 トークを読み飛ばしたいかつ人間の汚い面を見たくない人向け。 全部含めて読みたい場合はマガジンのつぶあんか私のタイムラインがオススメ。 時間のあると… もっと読む
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2019年11月の記事一覧

【詩作品】world groove

もし君がひとりでいるのならば join us
広い世界へ飛び出そう
色のないキャンバスに一緒に絵を描こう
きっと輝く world groove

もし君がひとりで泣くのなら手をとるよ
君はひとりなんかじゃないよ
世界中の笑顔が明日を創る brand new dream
きっと叶える world groove

世界がつながって笑顔がはじけたら
こわいものなどなにもない
悲しみも痛みも吹き飛ばせる

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【詩作品】そばにいる

太陽の光が世界を包み込むように
優しさで僕を包み涙だって拭いてくれた

君が悲しくなるときはそばにいるよ
君の涙が笑顔に変わる時まで

**********

あとがき

そばにいるふたりの関係。
優しくてあたたかくて偉大。

【詩作品】見上げれば優しくなれる

優しい言葉が空を舞う
美しい記憶が
晴れた空を見れば優しくなれる
そんな気がするんだ

暑かった2年前の夏
やわらかい笑顔に
一目で恋に落ちた夕方を
昨日のように今もまだ感じてる

恋人がいる君のことを
意識をしないように
思えば思うほど気持ちは
大きく膨らんでしまう

「あなたは傷の痛みを知っているから
優しいんだね」なんて
優しい言葉が傷に滲みる
口には出せないけれど

君が旅に出ると知ったか

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【詩作品】心を映す鏡

リングをはめた指の写真
「おめでとう」を返すけど
くるりくるりと混ぜられた水のように
濁っている

空見上げれば雲かかり
朝なのに日は射さず
しとしとしとと降り続く涙のような
雨模様

**********

あとがき

文字では「結婚おめでとう」と書けたのに、心の中は濁っていた。

【詩作品】あなたと離れ思うこと

春を待つ桜の木
散りゆく葉が語る時の流れ
来春にはまた会えるよね
美しい花と大切なあの人の笑顔に

**********

あとがき

再び春が来る保証はないけれど、願わずにはいられないのが恋か。

【詩作品】今が思い出になる前に

ゆうきを出して伝える言葉に
小さくうなずく赤くなる君
一瞬は一瞬で過去に変わってく
今の瞬間も思い出になる
だからそっと冷たい頬に触れた
君の思い出にぬくもりを刻むように

**********

あとがき

時間を後ろに進むことはできない。
だから、少しでも多くのゆうきを出して。
今が思い出になる前に。
後悔のないように。

【詩作品】潮風の街と君と僕

夏は熱い潮風が吹く
冬は冷たい北風が吹く
僕らの街の思い出のかけら
いつも強い風と共に

「髪をセットする意味がない」
君はそう言って笑った
冬の強い風に髪を押さえた
昨日の出来事のように覚えているよ

冷たい風にふるえる君
目に当たる風に涙する君
そっと包んだその小さな肩
小さく震える声で「あったかい」

僕らの出会いも始まりも
いつも風が吹いていた
ふるさとの風景は風と共に
心に焼き付いて離れ

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【詩作品】マージナルマン

僕は空をゆく
流れゆく雲のように
少しでも多く見たい
少しでも多く感じたい

止まる事のない風
渡り鳥のように
少しずつ変わりながら
自分を作ってゆく

空を舞う綿毛
どこまでも飛んでゆく
自分だけの色の花を咲かせる

**********

あとがき

たまに訪れる恋愛成分ゼロ詩。

いろんなものを見て聴いて感じてそれぞれが自分を作ってゆく。
たぶん、多くの人がマージナルマン。
完全に何かに染ま

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【詩作品】伝えられないもどかしさ

あなたの事を叫べたら
好きという事は伝わるだろう
だけど伝わらないこともある
言葉にならない想い

幾千の言葉を重ねても
伝えきれない愛がある
この胸に広がる宇宙
言葉は無力と思い知る

**********

あとがき

心は見えず、言葉にならない。
「あなた」に伝える術がほしい。

「言葉は無力」という言葉は、GARNET CROWの「最後の離島」の歌詞を読んで使いたくなった言葉です。

何一

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【詩作品】大切にしたい人

冷たい風と
暖かい太陽
秋の晴れ渡る日は
君に似ている

あたたかい愛で
包んで撫でて
どんな僕でも認めてくれる
だけど時には厳しく
叱ってくれるよね

**********

あとがき

甘えさせるだけじゃない、時に厳しくしてくれる人。
そんな人を特に大切にしたい。

【詩作品】ふたりがいれば

抱きしめた大切な気持ち
小さな君を包むよ
あたたかく心があふれて
やさしい鼓動が絡み合う

晴れた青空も
曇った空も
雨の降り続く秋空も
君とふたりなら
構いはしないよ
ふたりの世界があるから

キスのあとに目を合わせて
そして照れ笑いのふたりがいるのなら

**********

あとがき

「ふたり」がいるのなら、いつでもどこでも満たされる。

【詩作品】雨の中でも

雨の中をひとり走って
すぶ濡れでもかまわなくて
傘はささないでいるよ
あなたに両手で触れたいから

**********

あとがき

きっと「あなた」は心配するけれど、少しでも多く「あなた」に触れたいから。

【詩集作品】ふれること #幸せをテーマに書いてみよう

■遠距離恋愛改札越しの「ひさしぶり」の言葉
夢の時間につなぐ手が
離れないようにぎゅっと握る
手のひらは紅葉に似ている

夢はいつかは覚めるもの
夢の時間の終わり告げる針
手と手の隙間に風が吹き込んで
冷める感覚を切なさと呼ぶ

改札越しの「またね」の言葉
夢の時間につないだ手
寂しさに少し泣いている
涙は見せずに笑顔で

離れた瞬間にすぐ恋しくなる
そんな切なさを抱えている
同じ気持ちを抱えてい

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【詩作品】この歌が届きますように

手をつないでふたり歩く
イルミネーション綺麗だね
冬の足音近づくたびに
君の笑顔に会いたくなる

夜も更けて家まで送る
別れ際の寂しい笑顔
焼き付いて離れない
明るい笑顔を守りたい

終電すぎてひとり歩く
イルミネーション消えている
別れ際の君を思い出す
君に明かりを灯したい

花が咲くには水が必要
たねに注ぐ愛の歌
笑顔咲くには僕が必要
そうなりたくて今日も歌う

**********

あとが

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