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CS2のスキンシステム簡単解説!

この記事は2015年のCS:GO時のものを流用し一部加筆しています。


スキンとは?

CS2スキンシステムとは、ゲーム内で武器の見た目が変わるシステムです。
VALORANTでもスキンがあるので、同じような機能だと思ってください。

AK-47 Vulcanのスキン

初期スキンとの能力差は一切ありません。
そしてこのゲームのスキンシステムはとても複雑な構造になっています。

スキンの入手方法

Steamマーケットで購入

Steam コミュニティマーケットで現金で買えます。

スキンの値段はVALORANTのように一定、もしくは値引きといった概念はありません。
Steamマーケットプレイスはプレイヤーとプレイヤーの売買スペースです。
ですので、武器の値段は需要と供給次第で変動します。

ウィークリーボーナスで入手

Primeアカウントであればウィークリーケアパッケージという形でスキンをもらうことができます。

ウィークリーケアパッケージ

4つのスキン、ケース、スプレー等から2つを選択して入手可能です。
これらのスキンもマーケットで販売することができます。

スキンケースを開封して入手

ケース

要するにガチャです。
ケースとキー(鍵)を合わせることで箱を開けることができます。
1個のケースから、1つのスキンが必ず貰えますがキーは2.75ドルします。円安や円高で変動します。

ナイフやグローブといったレアリティの高いスキンはケースからしか排出されません。

フレンドからもらう

トレード機能です。といってもただ送ることもできます。
これを利用したスパムや詐欺みたいなのもあるのでURLが送られてきたら無用心に押さないようにしましょう!

スキンのコレクションバリエーション

スキンには大きく3つのバリエーションがあります。

ケースコレクション

先程書いたケースから出てくるスキンです。
スキンはケースごとに異なり、ケースからは決まったコレクションしか出ません。
ほしいスキンがそのケースに含まれているかはSteamマーケットやゲーム内で確認することができます。
ウィークリーケアパッケージでケースが出ていらない場合は、Steamマーケットで売ることで資金とすることもできます。

ドロップコレクション(ケアパッケージ)

ケアパッケージから出てくるドロップコレクションです。こちらはケアパッケージからランダムでドロップします。
これらのコレクションはケースからは出てきません、ドロップオンリーとなります。

一部コレクション(現在のメジャーマップではないもの、オペレーション期間でのスキン)がドロップで出るかどうかはCS2になってからは謎です 🙇‍♀

スキンのレアリティ・希少性

スキンにはいわゆる、レア度というものが設定されていて、レア度が高いほうがゲットしにくくなっています。
これはドロップでもケースでも同じです。

AK47 Vulcanは赤色のCovertランク

ゲーム内での調査で名前の下のラインがそのレアリティを示します。

レアリティの優劣

基本的には6種類のレアリティが存在しています。

左からレア度が高い

この他にContrabandと言われるものがありますが、現在は1種類のみなので割愛します。

ナイフやグローブといったスキンはCovertに属します。
ケースからはIndustrialが最低レアリティとなっています。

スキンの損傷度

このゲームにはスキンの損傷度があります。CS2スキンの醍醐味、肝の部分です、とってもややこしいです。

損傷度とはいっても、使っているうちに減っていくわけではなく
ケースを開けた瞬間、またはドロップした瞬間などで設定されその数値は変わることはありません。

損傷度は0.00~1.00まで設定されています。
実際は0.00以下(0.1346657897といった具合)の数値もあるので、他の武器と被ることはないと考えて良いです。

また数値によってゲーム内での表記も異なり、5段階で表記されます。
未使用~戦いで傷ついた、までですがそれらの数値の範囲が異なります。

損傷度の数値グラフ

0に近ければ近いほど損傷が無いスキンとなります。
同じ損傷度でも特に戦いで傷ついたスキンは範囲が広いので、見た目に差異が生まれます。

どちらも戦いで傷ついたスキン

さらに、損傷度はスキンによって最大値・最低値が異なります
最高でも実地試験済みのスキンがあったり、最低でも新品同様しかないスキンと様々です。

損傷パターン

上記のVulcanの場合は、その名の通り剥げていくスキンですが、違うタイプもあります。
実はこの損傷の仕方には何パターンかあり、剥げてくるモデルと黒ずんでくるモデル、他の模様や色が変わるモデルがあります。

Case Hardenedスキンは光沢が失われていく

他には、Glock Wastland Rebelのように剥げていくと他の文字や図形が出てくるスキンもあります。

元のデザインが剥げて小さな文字が出てくる

パターンの変化

基本的にスキンは決まった模様が割り当てられます、なんとなく当然といえば当然ですが…。
上記のAK Vulcanは損傷度は異なっても元となるスキンの色、配色は一緒です。

しかしこのゲーム、模様そのものが変化するスキンもあります。

Case Hardenedはその筆頭

このパターンの配置によってスキンの取引額が変わることもあります。沼です。

StatTrak™機能

ケースから出るスキンの全てから一定確率でStatTrakが付与されることがあります。StatTrakはステータストラッカーの略で、キルをカウントする機能です。

スキンにカウンターがつく

自分が何人その武器でキルしているのかを把握することができます。
ただしアシスト数は含まれません。また、VAC保護サーバーであればデスマッチでも加算されます。
武器を他人が拾った場合のキルはカウントされません。

当然、ケースから出る確率が低いので取引額は上がっている傾向にあります。
ちなみに確率としては同じスキンが出た中で10%の確率で出ると言われています。

記念品武器

記念品ケース

メジャー大会を観戦していたり、その大会期間中に手に入れることができます。
こちらの武器はケースから出る武器ではなく、マップコレクションの武器の記念品モデルが出ます。

通常ドロップとは違い、その試合の対戦チームの金色ステッカーや、限定なステッカーが張ってあります。

その試合のメジャータイトル、チームのステッカーが貼ってある

ステッカー

記念品でも触れましたがこのゲームは武器にステッカーを貼ることができます。
ナイフとグローブ以外のスキンには好きなステッカーを最大4枚まで貼ることができます。
ステッカーはステッカーカプセルを開ける、Steamマーケットで取引、ウィークリーケアパッケージで入手したりと色々なルートから入手できます。

ステッカーを貼って自分だけの武器スキンを作ろう

ステッカーは1度貼ると再利用できません。
剥がすには何度か擦る必要があり少しずつ損傷して見た目も変わります、完全に擦ってしまうと再度同じ場所にステッカーが貼れるようになります。

ステッカーの種類

ステッカーにも種類があり見栄えや色が変わるものがあります。以下がその種類です。

  • ホロ

    • ホログラムのような見る角度で色が変わるステッカー

  • フォイル

    • 光沢のあるステッカー

  • ゴールド

    • 金色のようなステッカー

  • レンチキュラー

    • 見る角度で模様自体が変わるステッカー

メジャー大会ではそのメジャーを記念したステッカーや選手のサインステッカーが販売されています。

ナイフ&グローブスキン

グローブはハンドスキン、ナイフはナイフの見た目アニメーションが変更されます

すべてのケースではなく、決められたケースの中からしか出ません。

ナイフスキン

ナイフスキンとはその名の通り、ナイフのスキンです。もちろんナイフによっての性能の差異はありません。

ナイフの入手方法

正攻法で入手しようとするなら、ケースを開ける以外に方法はありません
ケースによって出てくるナイフの形、模様が異なっている場合があります。

黄色のところが出たらナイフゲット!

ナイフが当たる確率は極わずかです。
なおかつ自分が欲するナイフが当たる確率はより低く、武器スキンと同じく損傷度や模様のパターン、先述のStatTrak機能もあります。

そんなの当たるはず無いじゃん、という方はSteamマーケットで販売されているものを買う方法もあります。

Steam マーケットプレイス – CS:GO ナイフ一覧

ただしレアなもの、人気なものに関してはSteamマーケットでの取引最大額以上の値がついてしまっています。
そういうスキンは、買う方法すら難しくなってきます。

車より高いとかありますリアルに。

ナイフの種類と模様

初期のナイフを含めず、19種類のスキンが実装されています。

また、模様に関しては決まった模様が用意されており、すべてのナイフで同じ模様が割り当てられます。
AK Vulcanという模様はAKにしか無いですが、ナイフの場合は例えばCrimson Webという模様ならすべてのナイフに同じ模様があります。

模様は全部で25種類です。

StatTrak

ナイフにもこの機能がある

グローブスキン

グローブもナイフ同様で、対応するケースからしか出現しません。

グローブスキンの損傷

すべてのグローブスキンが同じ損傷範囲を持っています。
最高エクステリアが0.06の未使用、最低エクステリアは0.80の戦いで傷ついたです。

未使用の領域が0.01しかないため、レア度が必然的に高くなります。

またパターンも同様で変動するものがあります。

トレードアップ契約

いらないスキンを10個生贄に捧げて1個強いのを召喚するシステム。
同じレアリティであれば別コレクションでも一緒に入れれますが、それ以上のレアリティがないコレクションの武器は入れれません。
Covert、Contrabandなどのスキンは入れれないということとなります。

記念品、非売品なども不可能です。
ステッカーは貼っていてもOKですが闇に消えてしまいます。

トレードアップで手に入る上位種の損傷数値

方程式があります。
(武器の最高値 – 武器の最低値)x入れた10個のスキンの平均値+武器の最低値 = 出てくる武器の値
です。

つまり生贄のスキン10個で出てくるスキンの損傷度は決まるということですね!

例えばAWP Asiimovを狙った場合で平均値を0.3とすると…

(1.0 – 0.18) x 平均(例では0.3) + 0.18 = 0.426

となるので、この場合AWP Asiimovが出ればかなり摩耗モデルが出ます。
ただ同じケース内ではAUG Chameleonもあるのでそっちが出るという場合もあるわけです。

終わりに

4500字弱の記事となってしまいました。
ただこれがCS2スキンの基本的な仕様となります。

模様が変動する、同じスキンの中でも数種類の模様が存在する…とか掘っていけば掘っていくほど掘れてしまうのでこの辺にしておきます。

逆に言うと複雑が故に、他者との差別化ができたりスキンシステムの中では唯一無二の存在となっているわけですね。

質問等がありましたらお気軽に!

#CS2 #CS2SKIN #CS2スキン

引用元
CS:GOスキンシステム
CS:GO ナイフ&グローブスキン

azuleat.com

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