帰省は答え合わせ
帰省は答え合わせだ。
社会人になってから、こんなことを思うようになった。
運がいいことに、僕には帰るところがある。
実家もある。
けれど、社会人になるまでにはいったん家を出て暮らすべき派の僕は、
こうやって、好きで福島に来ているものの、長期休暇に帰ることを心から楽しみにしている。
いや、たまにだからなのもわかっている。
仮出所的な気持でもある。
これが、ずっとその土地に住んでいたらこんな気持ちにはならないだろうし
両親からも疎まれるだろう。
実家はオートマチックだ。
母親の味が出てきて、家族で過ごす食事は久々ゆえにより楽しい。
ありがたさが身に染みる。
それに気が付けるのも、帰省の良いところだ。
休むことに罪悪感がない。
なぜならば、書いたように
一人暮らしで社会人生活をこなしてベストを尽くしていると胸を張っていえるからこそ、長期休暇も罪悪感がないのだ。
仮にこれにあったとしたら自分の場合は手を抜いたということだ。
両親や友人先輩に会いづらい。
けど今年のGWも無事胸を張って帰ることができる。
うん、上々だ。
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