・映画はコレクションではない。


 
と僕は思う。
そして反省した。
この思いに行きついたのは何を隠そう自分がそうなりかけのラジオだったから。
 
これは、特にヲタク気質、コレクター気質の方に多い傾向なのではないかと思う。
 
目的を忘れてしまう”のだ
 
例えば、カレーが好きだったとする。
 
食べ続けてくると、他の種類も気になってくる
(もちろんこれは至極、当然のこと)
 
最初は、知りたい!楽しみたい!だったのが
いつのまにか、だれだれのなになによりもとか、人よりどれだけ知っているとか
まるで仮面ライダーカードを集めるみたいに、目的が変化してしまうことは往々にしてある。
し今まであったなぁと反省する
これは自分がそうだったからという戒めだ。
 
昨今レンタルやサブスクで映画がより身近な存在になった。
 
そうすると、本来“楽しむ”ためのものが、誰かにマウントをとるために見ている。
あの人に一目置かれるために…とか
 
または、スタンプラリーのように、
もしくは、コレクションするように観ていたことがあったのだ。
 
しかし、それは本来の楽しみ方ではないと痛感した。
 
だって、自分の真ん中がうれしくないことに気が付いたからだ。
 
そもそも映画はシンプルに“楽しむ”ためのものだ。
それを、義務感や ~なければならぬ。
だったら、これは心の底から楽しめないじゃあないか。
こんな当たり前のようなことに気が付くのに、相当な時間がかかった。
 
けれども、それを教えてくれたのも映画だった。
 
好きな映画は??
と聞かれて、もうためらう必要はない。
 
自分の鳥肌が、自分の真ん中が響いたものを堂々と人に紹介しよう!!!!
そして、心から楽しんでいるやつのほうが、マウントを取る人よりも確実に凄いと
今の僕はそう思う。確信している。何事でも!
 
『あなたの好きな映画はなんですか?』

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