最新号の『趣味の文具箱』で知ったモンブラン149のNARUTOコラボ万年筆。
モンブランファンでNARUTO読者の自分としては、すごく期待したのだが、正直デザインが微妙だった。

まずは、キャップに刻印されたナルトの主張が思った以上に激しい点。
オレンジはナルトのチャクラの色なので違和感はないが、キャラクターを丸々書いてくるとは思わなかった。
コレクターズアイテムとしては良いかもしれないが、人前で使うには結構目立つ。
正直、忍者だからもう少し控えめであって欲しい。
（原作は超常バトル漫画だけど）

次にニブについてだが、木の葉のマークがとても大きく、4810の数値ともバランスが悪い。
無理やり4810を刻印しなくても良かった気がする。

最後は値段について。
¥ 128,700
万年筆の王者だけあって、堂々の10万円越えである。
欲しい人には悪いが「もっとバランスの良いデザインに出来たのではないか」という気持ちが残る。

多分、大人のファンが求めているのは、もっとシックでさり気ない物だと思う。
高額キャラグッズの購買層は9割方大人だろうし、他人に趣味を見せびらかせたい人は少数派だろう。
正直、キャラクターを前面に出すのは、プラチナのセンチュリーの役割だと思っている。
（センチュリーは性能と値段も良心的）

個人的な意見を言わせてもらうと、モンブランの黒軸には、暁のマークが良かったと思う。
暁のコスチュームは原作でも人気があり、黒と赤のコンストラストはよく映える。
軸かキャップに赤い雲を数個書くだけで、デザインはグッと締まったハズだ。
（超個人的主観）

最後に、グッズに関しての有難い一言を貼っておく。
真理すぎて同意せざるを得ない。

キャラグッズは、わかる人にだけわかるもので十分なのだ。