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浪曲テーブル掛け顛末:じつはテーブル掛けを(5)

-2023年10月後半~2024年2月上旬まで-

※↑の図は私のなんちゃって図面です※

染めのデータの最終確認のあと、ここで年季明けがいよいよ近づき、手ぬぐいのかけ紙のことや、納期、加工などについてのやり取りが入ってきます。
こちらも、私の気持ちを最大限に汲んでいただきました。
無事手ぬぐいも届き、年季明けの公演も終わり、あれやこれやが落ち着いた頃、テーブル掛けのやりとりが復活します。

↑これはものすごく初期のデータ作成時です。
この後、ホンモノの図面を作成していただくので、だいぶ変わります。
色をRGBで作ってしまっているので、割と早い時期に
インクで再現できる形式に変更することになります。

染めに入った後も裏地や細部の仕様について詳細に確認していただき、実用面でのお話をしながら決まって行きました。
先輩から教えていただいた情報や自分の経験で「こういうことだろう」と思っていた内容の根拠を再確認する良い機会となりました。さらに、改めて師匠に相談して確実なものとしてお伝えできるようすすめました。

この世に存在するテーブルかけは実に様々で、素材、柄、寸法、
裏地があったりなかったり、絹と別素材の切り替えもあったり無かったり、舞台と人に合わせて、受け継がれたり変化したりするのかもしれないと感じました。

優先したのは実用的であることと、長く使用させていただくためにどうするか、ということでした。

いよいよ仕様が固まってからは、本当にひたすら待つのみです。私にできることは一つもなくなります。

ひたすら待つ日々、とはいえ、定席も浪曲大会も、普段の公演もあります。
NHK浪曲十八番の初めての収録もこの間にあり、意外とずっとバタバタしていました。

そして2月上旬、ついに納品の連絡がありました!
確実に受け取れるように、絶対に水濡れしないよう、天候の荒れていない日に、などご配慮いただき晴れて手元に。

続きは 浪曲テーブル掛け顛末:じつはテーブル掛けを(6)最終回

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