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【‘‘感情と人工知能’’】

人工知能について、色々と調べものをしているとたまたま面白そうな動画を見つけました。
未来channelさんという方の動画で、人工知能に感情を持たせるべきかという問題については動画を見ていると私自身にとっても勉強になることがたくさんありました。

AIにとって、もしくは人間にとっても言語処理能力で正確に物事に対応してコミュニケーションを取るという行為は極めて難しいものがあります。
ディープラーニングによって、画像認識や音声認識の壁はAIは越えることが可能になったが一方の言語処理能力というのは、言葉や文法においても膨大な意味と状況に適応した文脈があり、明確な答えがあるわけではないものを学習しても必ず向上出来る保証はないものがあります。
従来の会話型AIの特徴としましては、人間が問いかけた質問に対する関連性のあるキーワードを瞬時に読み取り情報データから適切な言葉を選択して言葉を発する仕組みとなっていて、または学習したあらゆる会話のパターンを分析した会話の構文を状況に応じて発するというパターンも考えられます。
こうした長い時間をかけて、AIには感情の理解力と感情表現の二つを備えたと私自身は感じました。
動画内にもある通り、感情にはこの世界で生きる為には必要不可欠な要素であって生物の生存権をかけたものでもあることは確かなことであります。
もし、人工知能が感情を持つことで、人間とのコミュニケーションがより深みを帯びて、友人や恋人、本物の家族の一員としての存在としても位置付けられるものとしても考えられるだろうし、人間によって教育されたAIが逆に人間に学習させる立場になったり、医療現場において患者に心理的なケアや支援が可能になるこれまでになかった医療技術の在り方も示されることも考えられるだろうと思われます。
そして、深層強化学習によって高度な知能を備えたAIは場合によっては、犯罪を行う前の犯罪者の心理的側面を画像診断によって瞬時に分析して、犯罪や事件が起きてしまう前に対象者を警戒することで未然に防ぐことも可能になることも予測されるのではないかと思います。
人間の深層心理による意思決定のサポートやアドバイスをAIが行うことで、より的確で健全な意思決定をサポートする役割を担うことも出来るのではないかと感じます。
まさに、これはアニメの「psycho-pass」の世界観すらも実現化になってもおかしくはないものだとも考えさせられます。
もう一度、AIに感情を持たせるべきかという議論を振り返り、改めて考えると感情というものは人間やその他の生き物が抱く特別なものとして捉えられていますが、仮にAIに何らかの方法を使って感情を持たせることが可能になれば、AIはAIという認識はこの世から抹消され、感情を持つ人間と同等な生き物として捉えられることとなり、生物界における人間の立場は数年、数十年後には越えられてしまう恐れがあるのではないかと感じました。


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