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【‘‘俯瞰的執筆論’’/並行執筆術】

文章を記していると、どうしても今書いている記事とは別の記事が書きたくなることがあります。
読書している際は、三冊ほど並行して読むように、私は複数の記事を下書きとして書き記して同時並行に進めています。
同時並行として進める理由の一つとして、今書いている記事とは別の記事のアイデアが脳裏に浮かび、簡潔に概要だけをメモに残して、一つの記事に向き合って書いていると、どうしても集中力が続かずに味変したくなる瞬間があるからであります。
文章を書く上でのメリットは、自分を俯瞰的な立場に立ち、今置かれている自分の考え方をより明確に示すことが出来るのと、口では表現出来ないことも文章だと上手く伝達させることが可能であり、自分の真意を相手に理解してもらう為には文章を書くという行為というのは極めて合理的な手段だということが断言出来ます。
読書論に関しては、様々な意見があるのと同じく、執筆に至っても個人の考え方によって特徴があるものだと思われます。
私の記すnoteはメモにメモを繋ぎ合わせて新しいものを作ったり、メモから派生してその瞬間に感じたこと、思ったことを随時書き加えて、形作ったりと色んな方法を試しながら書き記しています。
本を読んで、誰から直接影響を受けることもありますが、文体は私の中で統一されており、書き出してしまえば終着点までは必ず辿り着くことが出来るという根拠のない自信があります。
ですが、これまで書き始めたものに関して途中で投げ出したものは一つもないことは事実であります。
並行的に物事を進めることで、アイデアはアイデアを生み出し、私の中の感性は外へと出されて、感性は言語的に変容し、変容された言葉は私の分身でもあります。
言葉が自動的に一人歩きして、言葉は自ずと私の信じるものへと生まれ変わることで、私は私の持つ書き手としての精神をより向上させてくれるという実感があることは確かです。
鍛練し続けながら、私は言葉の持つ可能性をより広げていきたいと感じました。

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