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【‘‘読書家とは何か?’’】

日々の読書の中で、私にとってある疑問が脳裏を過ったことがありました。
それは、‘‘読書家’’とは何か、ということについてであります。
一般的な定義として、読書家というのは、人並み以上に本を読む人のことを指した言葉であり、私自身、SNS上では読書アカウントを運営しているにあたって実際のところ、読書家として名乗っていいのだろうかという疑問がありました。
月に読む冊数というのは、仕事やプライベート、その時々の体調面も含めて30冊を越えることもあれば、10冊未満しか読めないことさえあります。
読書家という認識、読書家という存在について、あるネット記事を読んでから私なりに考えさせられることがありました。

読書というのは、教養や知恵を与えてくれる便利なツールである一方、読書以外の代理となるもの、例えばSNSに頼っても教養や知恵を身に付けられる時代こそが今の現代であり、私たちは非常に恵まれた環境下に置かれているんだなと実感することがあったりします。
情報洪水の中で、真実と嘘が混ざり合っている情報の中から正しい答えを導き出すことはとても難しいことであるし、ネットに頼ることなく、ネットから離れたところで本に触れることの大切さを改めて考えさせられることがあります。
読書家というのは、別にたくさん書物を読んでいるから優れているというわけではなく、読んだ本の冊数で人間的価値が決まるものでもないのがある一つの考え方でもある。
大切なことは、一冊の書物からどれだけの必要な価値を見つけ出すことが出来るのかということであり、真の読書家というのは読書における本来の意義を理解している人のことを指す言葉ではないだろうかと思うことがありました。
そして、本を読むという行為によって、自分の知らない世界を知ることのきっかけに繋がり、今までの自分とはまた新しい自分へと生まれ変われる力を発揮させてくれるものだと私は考えています。
読書家という定義にとらわれず、自らの意志で自らが求める本を読み続けることが、真の読書家には求められるのではないだろうかと思います。

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