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海苔の佃煮

甘い海苔の佃煮が好きだ。大人になったから誰にも文句を言われないので、ついたっぷりごはんに乗っけて食べてしまう。その話を正月に母にしたら、ひどいつわりで入院した時に海苔の佃煮だけがなんとか食べられて、魚の卸をやっていた義父(私の祖父)に病院まで持ってきてもらったという話をされた。カーテンをひょいとめくって瓶を置いていってくれたらしい。そんなことは全然知らなかった。もしかしたら、私はお腹の中から海苔の佃煮を要求していたのかもしれない。


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