Azu Satoh

越境レディのSNS ROBE @robetokyo 編集長 https://robet…

Azu Satoh

越境レディのSNS ROBE @robetokyo 編集長 https://robetokyo.official.ec/ 向上心がマジでない。ファッションミーハーギャル。みんなに素敵な服を紹介したい、それだけだ。 inst @azunne0217

マガジン

  • 世界を変えるつもりはない

    呟けど、呟けど、世界は変わる気配がない。 つぶやけど、つぶやけど、世界を変えるつもりはない。 叫べども、叫べども、愛しても、愛しても。 ならば思いのままに、言葉を紡げばいいじゃないか。 死ぬまで生きよう。死ぬほど生きよう。

  • ファッション愛が過ぎるぜ編 / 水曜のケセラセラ

    ROBE連載 《水曜のケセラセラ》番外編 ファッションに関するあれこれを綴る場所。 とにかく服が着たい。そしてみんなにも着て欲しい。 自分が好きなものを、みんな好きになって欲しい。 それだけが原動力。 収入の半分はファッション費に消えていく子。

最近の記事

さまざまな愛の形を前に、泣きたくなることだってある

あまりマツリゴトは得意ではないので、心の中でそっと節目を迎えられたら良いなと思っていたのだけれど、まぁ次の元号を生きて迎えられる保証もないので一生に一度かもな、と思い、一応自分の中でも短い人生を振り返ってるGWです。 先日も明治通りを見下ろすカフェで仕事してたんですけど、目の前を流れていくレインボープライドのデフィレをみて、思わず心の中でむせび泣いたのですよ。さまざまな愛の形を前に、というと綺麗にまとまってしまうけれど、多様性だとか社会の制度だとかで済ませられない、個人の事

    • 「何から自由なのか」という前置きを教えていただきたい。

      多分雨が降るっぽいのでずっと頭がいたい。キーンとする痛さではなく鈍痛。視界もぼーっとする。12時間、横になっていたからか。 何度か起きてはまた眠りにつき、その度にきっと夢を見ていた。覚えているものは少ない。覚えている夢が映し出すのは、今望んでいること—— 何かの取材に来ていた。知り合いがいたので、隣に座るように前から3列目くらいに座った。あれやこれやと思うことを語る。共感する部分もあれば首をかしげる部分もある。ひと通りお互いの意見を口にして、まるで相手を通して自分のこ

      • 世界を変えるつもりはない。

        私はその時成田の上空にいた。はじめてのフランス旅行を終え、「いつかここに住みたいなぁ」とぼんやり思いながら、大学二年生の春を迎えようとしていた。着陸時にマップを見るのが好きな私は、間も無く終わる夢のような時間を惜しみながら、飛行機のアイコンを追う。 しかし機体は一向に成田に着陸せず、周囲をくるくるとまわるだけ。何かがおかしいと思っていると、飛行機はどんどん内陸へ進んでいく。 機内のアナウンスが流れる。「現在地上で大きな地震が起きたため、他空港へ向かっております」。こんなこと

        • 黙ってて物が売れるかってんだ。

          こんにちは、さとうです。好きな食べ物はなめ茸です。 ROBE @robetokyo というSNSベースの小さなメディアをやっています。 小さな頃からお洋服が好き。ファッション業界を目指してるのに普通の大学で雑学を学んだのち、不純な動機でフランス留学。新卒でセレクトショップの販売員をするものの、なぜか今はファッションテックと呼ばれる界隈で働いています。キラキラベンチャー女子だぞっ そんなさとうはひょんなことから「日本の若手ブランドを広めたい」という野望を抱き、ROBEはそ

        さまざまな愛の形を前に、泣きたくなることだってある

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        • 世界を変えるつもりはない
          6本
        • ファッション愛が過ぎるぜ編 / 水曜のケセラセラ
          3本

        記事

          小さなメディアが小売をする可能性に、希望を重ねたいのです。

          洋服への憧れを一番最初に教えてくれたのは、通販雑誌でした。母の元に定期的に届く分厚い雑誌は、まだ小学生の私には大きすぎて、床に置きながら必死でページをめくっていたことを覚えています。 欲しい服があれば片っ端からドッグイヤーをして母に提出。厳しい審査を乗り越えた一着が、私の手元に届きました。マスカット色のギンガムチェックに一目惚れしたベルト付きのワンピースは、今でも鮮明に思い出すほどお気に入り。どうしてこれが欲しいのかも、プレゼンしていたような、していないような。 幼少期。

          小さなメディアが小売をする可能性に、希望を重ねたいのです。

          区切りをつける。何のために?変化を知る。生きるために。

          どうぞよろしく今年のみなさま。こんにちは、今年のわたくしです。 人って何かと区切りをつけたくなる生き物。年越し、誕生日、入学卒業、何年記念日、何回忌。 どうしてこんなに区切りたがるのかしら?ケジメ?決まり事?なんとなく?かくいう私は、区切りが大好きなのだけど。仕事するにも何するにも、「ここまでしたら終える」「あそこまで必ず」。 かといってじゃあ、それが記念とかモチベーションになるかと言われたらならず、ただ通過すべき点と期限であるだけで、それ以上でも以下でもない。 イベン

          区切りをつける。何のために?変化を知る。生きるために。

          他人の死体を見た日。

          到底クリスマスイブに公開するにはふさわしくないタイトルだけれど、なんとなく、今書いておこうかなと思った。それはこの前と、10年前の話。 あの日、私は初めて死を感じた。 高校生になる前の春休み。3月。部活が午前に終わり一度帰宅してから遊びに行こうとしていたら、家には珍しくママがいた。 「好きそうだから買ってきたよ」と、可愛いシールやメモ帳、消しゴム、猫のぬいぐるみなどを無造作に机に広げ見せてくれた。私はもう高校生になるんだけどな、と思いながら少しだけ話をして家を出た。

          他人の死体を見た日。

          ベッドの上で裸になりながら私は。

          資生堂のメディア『花椿』webで連載されている漫画『ダルちゃん』に衝撃を受けて、うっかりツイートしたら結構広まってしまって、女の子たちが抱えている苦しさやもどかしさが一気に言葉になって溢れ出た気がした。ダルちゃんを読んでからずっと、「人間」になりたくて頑張っている女の子たちのことを考える。そして、私もそのうちの一人だ。毎日着飾る。それは自分の為なんだけど、そうすることで誰かになりながら生きようとしている。10話までのあらすじと、生きようと思った理由を残しておく。 みんな「擬

          ベッドの上で裸になりながら私は。

          番外編《水曜のケセラセラ》

          Que sera sera♫ なるようになるわ♫ 先のことなど 判らない♫ https://youtu.be/OvLzMU5RIjw そうなのよ、先のことなどわからない。 週の半ばの中だるみしがちな水曜日。 まぁ、なるようになるさ。 気ぃ抜いてやってきましょ。 人生はいつも水曜日。 水曜に唱えるケ・セラ・セラ。 番外編はさて、こちらで。

          番外編《水曜のケセラセラ》