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#日本グミ協会 【日々のツイトレ】

※2020.4.17friのTwitterトレンドワードより


日本グミ協会が発端となって発生したムーブメント。

「日本グミ協会」は、グミを多くの人に認知してもらうためにSNSでの情報発信やイベント活動を行なっているファンコミュニティ。武者慶佑さんが個人で始めた活動で、現在では数万人のフォロワーがいます。

発売されたグミ商品の評価をつけたり、グミのファンによるオフ会やイベントなどを行い、グミを発売する製菓会社なども巻き込んで様々なアイデアで活動をされています。


今回、「おうち時間をグミで彩りたい!」として、外出自粛の日々をグミで明るくなってもらおうという企画のハッシュタグです。

緊急事態宣言が日本全国に発せられる状態で、多くの人たちが少しずつストレスを抱えています。

そんな中、子どもたちが大好きなお菓子で鮮やかに彩って、笑顔になってもらおうという明るく前向きな企画が話題になることは、とても嬉しいしありがたいことだと感じます。もちろん、オトナも一緒に。




さて、ここからは私とグミとの出会いの話。


私とグミの出会いは最悪でした。

なんだか、私と久美という人の出会いみたいな書き出しでアレですけど……。


ヨーロッパ旅行から帰ってきたというクラスメイトから、お菓子のお土産をもらったのです。

外国語が印刷されたパッケージには、黒い紐状の物がぐるぐると渦巻状になっているというなんとも不思議なお菓子が入っていました。

みなさんもお気づきでしょうが、あの黒くてクソマズイあのグミです。シュネッケン。

何とも言えないゴムのような弾力で、口の中に放り込むと石油くさいニオイが鼻に抜ける。私は一口、なんとか飲み込んで、残りは捨てました。一応、捨てるのは申し訳ないと思いつつも。とても食べ物とは思えませんでした。ましてやお菓子だなんて。

翌日、お土産を持ってきた友人は、クラスで話題の中心でした。お土産のネタとしてかなりチャレンジャーな品がウケていました。

自分でグミは買うまいと心に決めました。


私の家のおやつは母親が作るお菓子が主で、スーパーでお菓子を買うのは遠足などで持って行く用に買うくらいでした。なので子供の頃、あまり市販のお菓子を買ってもらって食べた記憶がありません。

その上、ガメついガキだったので、お菓子を買ってもらえる段になっても、形の残らないお菓子を買うくらいなら、オマケ付きかクジ付きで何か残る物があった方がいいという考えでいました。

その上、私には幼い時から好きな食べ物のブームというものがあります。それを許していた家族の甘さもありますが、いまだに食べ物にブームがあって、気づけば同じ物ばかり食べている時期があります。ブームが過ぎると、パタリと食べるのを止めて、別の物をまた続け様に食べる、というような流れです。過ぎ去ったブームの食べ物は、たまに思い出したように食べますが、続くようなことはあまりありません。単純に凝り性で、それでいて飽きっぽいだけなのかもしれません。

だから、市販のお菓子の種類を多く口にすることがなかったため、ある特定のジャンルのお菓子の記憶はあるのですが、同時期に発売されていたという別のお菓子の記憶があまりなかったりします。


友達の家に行くとたまに出してもらえる市販のお菓子が珍しく、少し嬉しく食べさせてもらっていました。それはある種、次にお菓子を買ってもらうならアレにしようなんてことを決めるための自分にとって試食会のような感覚だったのかもしれません。

そういった状態で、なかなかあの黒いグミの記憶を拭い去ることはできず、グミに手を付けるチャンスはあまりありませんでした。ある意味、トラウマです。


グミを美味しいと思って食べたのは、それからかなり経ってオトナになってからです。明治製菓のポイフルをキャンディと勘違いして食べたのです。本当に単純に勘違い。

出会いなんて、そんなものですよね。

美味しかったです。独特の食感も新鮮でした。

我が日本のお菓子は世界一ィィィィーーーーッ!


それ以降、いろいろな会社のグミを問題なく食べています。どれも美味しいし、見た目もカラフルで今の時代にも合致した素晴らしいお菓子だと思います。

今ではHARIBOなども食べますが、同じHARIBOでも例の黒いヤツだけはご勘弁いただきたいです。


あ、ポイフルに出会うまでに、もう一度グミを食べていたことを思い出しました。

何かの罰ゲームで、例の黒いグミを食べさせられました。

こうしてしばらくの間、またグミのない暗黒生活になっていたわけです。


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