蔵前散歩日記。イミテーションノスタルジー
仕事のこと、会社のこと、自分のこと、やらなきゃいけないことのみならず、考えなきゃいけないことも溜まっており混乱する。脳内に、ゴーゴーと時間の流れの音がずっと流れてる感覚。本当は一番大事な自分のことを後回しにしてしまい、仕事の連絡や納期に逃げている日々にも嫌気が差す。
気付けば3月。日常に押しつぶされまいと非日常を味わいに蔵前へきた。いつもの友達と、いつもとは違う場所。蔵前はどうやらここ最近、東京のブルックリンと呼ばれているらしい。
川沿いを歩く。陽気の中で導かれるように買ったコーヒーを片手に。ああ、ブルックリンという単語に過度な期待をしてしまっていたようだ。陽だまりのなかに、釣り船と屋形船が混在。昭和、なんなら江戸まで想起できそうな情景。いやいやいや、どこがブルックリンやねん。関西人のサガは見え隠れしてしまうが、これはこれでいいとしよう。NYのようには高まらない胸、疲労回復効果あり。
スカイツリーと並びそびえ立つネギ発見。
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