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書いてみたい人(メモ)

書いてみたい人、作品を挙げるとしたら、17世紀フランスの「夜の画家」、ジョルジュ・ド・ラ・トゥールを挙げるだろう。
この絵を見てわかる通り、カラヴァッジョの影響を受けた一人だが、彼の闇と光は、静かでそして暖かい。
特に蝋燭の炎と、それがもたらす光の描き方は独特で、この〈悔悛するマグダラのマリア〉でも、ちらちらと揺らめいて見える焔が印象的だ。

20世紀に再発見されるまで、長らく忘れられた画家だったが、生前は、国王ルイ13世にも気に入られていた。

〈聖イレネに介抱される聖セバスティアヌス〉

ペストが流行していた時は、ペストの守護聖人聖セバスティアヌス(詳しくは後日)を描いたラ・トゥール作品を部屋に飾っていたらしい。

現在、アマビエの絵を飾るのと同じようなもの、と言って良いだろうか。

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