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田舎でのんびり日常&感想

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最近の記事

【読書感想文】「センスは5%クリエイターをサポートするための45の技術 」著:長島健祐

正直、自己啓発本は苦手だ。 だから、動画に出る長島さんを苦手になりたくなくて手に取らないでおこうと思っていた。 しかし、オモコロニュースで照れている長島さんを見たら一般的な自己啓発本のような雰囲気ではないのかな?と思って読んでみることにした。 実際に読んでみると、長島さんの器の大きさを感じた。そして、自己啓発本特有のカッコつけみたいなものはなく優しさと謙虚さが混ざっていて、色々あるけどまずは誠意が大切だよねと思わせる1冊でした。 !マーク使いすぎかな?って日頃思ってたけど

    • 【読書感想文】「MOMO」著:ミヒャエル・エンデ 訳:大島かおり

      誕生日に父から貰った。 元々父が推していたのは知っていたけれど、児童書だと思って手に取ってこなかった。読んでみると、こんなにも良い話だとは思わなかった。 時間について深く考えさせられる話だった。何もしてない時間は、一見無駄に見えてしまうかもしれない。けれど、何もしてない時間こそが今此処にある自分を確認する贅沢な時間でもあるんだなぁと思った。だから、その時間を無くしてしまった人間は少しずつ干からびてしまうのだろう。本当に現代を表すような話でゾワッとした。 自分自身もついつい

      • 【読書感想文】「ハンニバル 上・下」著:トマス・ハリス 訳:高見浩

        1月の9日から読み始めて、読めない日もあったけど、少しずつ読んでいった。一気読みすることが多いから、3週間かけて本を読むのは久しぶりの体験ですごく楽しかった。 読んでの感想は、何よりもレクター博士がかっこよかった。やはり、知性のある大人ってカッコイイんだと思いました。そして、その対極に描かれるクレンドラーは、モノの道理を直ぐに恋愛と性欲に繋げていて、そういう人間は微妙だなぁと思いました。 所々衝撃的なシーンがあり、小説だからこそ尚更想像を沸き立たせてひぇひぇしてしまった。

        • 【読書感想文】「嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え 」著:岸見一郎、古賀史健

          11月に読んだ時は難しい話で挫けてしまった。けど、改めて読み直してみたら意外と読めて良かったなぁと思った。 他人軸から自分軸で生きよう 今この瞬間にスポットライトをあてる という内容がマインドフルネスに近い感じがした。そもそもマインドフルネスの考え自体がどこから来てるんだろうと調べてみると、仏教系で納得。 寒すぎて感想が思い浮かばないと思ったら、冷房かけてた。めっちゃ寒い。暖まってから感想書きます。 「嫌われる勇気」というタイトルが秀逸だなぁと思いました。自分軸で生き

        【読書感想文】「センスは5%クリエイターをサポートするための45の技術 」著:長島健祐

        • 【読書感想文】「MOMO」著:ミヒャエル・エンデ 訳:大島かおり

        • 【読書感想文】「ハンニバル 上・下」著:トマス・ハリス 訳:高見浩

        • 【読書感想文】「嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え 」著:岸見一郎、古賀史健

          【読書感想文】「切腹の歴史[第三版] 」著:大隈三好

          ジャパニーズハラキリコワイデース! 歴史物を読んでいると、いつの時代も武士は切腹している。一体いつから切腹なんてあったんだろうと疑問に思い著書を手に取ってみた。 切腹という描写は奈良時代からあると知ってビックリしました。そして、読み進める程“切腹”という自害の仕方は死ぬには合わなすぎる。そもそも死にづらい自害の方法というのは本末転倒な気がした。 しかし、死ぬ前に苦難を乗り越えることで自身の死を更に印象づけるのかなぁと思ったし、自害の方法でありながら、最も生に固執した自害の

          【読書感想文】「切腹の歴史[第三版] 」著:大隈三好

          【読書感想文】「意思決定が9割よくなる無意識の鍛え方 」著:茂木健一郎

          すごく刺さる内容だった~! 私は怒りっぽいから『怒りやすさは経験の乏しさに比例する』と書いてあってぎくりっ! 経験の豊かさはパターン学習の豊かさに繋がると聞いて経験を増やさなければと思いました。 著書の中で経験は読書や映画、音楽等で感受性を深めることも有効と聞いてちょっと安心。これからも沢山色んなものを見て触れて読んで感受性を深められるといいなぁと思いました。 とりあえず、やる気よりも習慣化が大事なそうなので習慣化できるようにルーティーンを考えようと思いました。できるかな。

          【読書感想文】「意思決定が9割よくなる無意識の鍛え方 」著:茂木健一郎

          【読書感想文】「伊豆の踊子」著:川端康成(新潮文庫)

          一時期文豪にハマっていた時に文豪本人について調べていた。その際に、著者と婚約者との話を聞いておろろろろろ、こんなの辛い!人間不信になっちゃう!と思い、著者の作品にはこういうしんどいものが紛れてるんだろうなと思って読むのを避けてきた。しかし、『雪国』を読んで表現の面白さを知って著書を読んでみた。 1番心に残ったのは、三島由紀夫が『伊豆の踊子について』書いた解説の部分で“「あなたの傍に眠っていました時、あなたの夢をみたことはありませんでした」愛とはそういうものだ”と著者が語って

          【読書感想文】「伊豆の踊子」著:川端康成(新潮文庫)

          【読書感想文】「ジョーカーゲーム」著:柳広司(角川文庫)

          昔、アニメで見てすごく面白かったから原作も読んでみたいと思って買っていたのですが、なかなか読めてなくて積読してました。 読んでみるとアニメよりも視点主の感情がわかって凄く良かった。そして、読んで尚更スパイは物静かで争いを起こさない存在だよな!そうだ!そうだ!という気持ちになる。最近見たスパイ映画はスパイとバレて戦うことが多いから、静かにこっそり暗躍するスパイはカッコよくて最高!ただ映画とかにするとあまり映ないから少ないんだろうなー!著者の他の作品も読みたい! 読んだ期間

          【読書感想文】「ジョーカーゲーム」著:柳広司(角川文庫)

          【読書感想文】「君たちはどう生きるか」著:吉野源三郎(岩波文庫)

          ジブリの映画で『君たちはどう生きるか』というタイトルを聞くまで存在を知らなかった。映画を見て、吉野源三郎さんの『君たちはどう生きるか』はどんな話なのだろうと気になって読んでみた。 教訓だ~!というのが第一声でした。 読み進めていくと、あれ?この主人公のコペルくんの体験って去年私が感じた真理と一緒じゃんと思って、わー、仲間仲間~!とワイワイして読むことができた。去年の7月から8月にかけて1人哲学していたことが全部載っていて同じこと考える人いたんだという嬉しい気持ちと、コペルく

          【読書感想文】「君たちはどう生きるか」著:吉野源三郎(岩波文庫)

          【読書感想文】「雪国」著:川端康成(角川文庫)

          学生時代に読もうと鞄に入れて持ち歩いていたが、その時一緒に入れていた水筒の中身をぶしゃーと零してしまい、ふにゃふにゃになってしまった。 すぐに乾かしてなんとか読める所まで回復させたが、表紙が少し破れてしまったのが悲しくなかなかもう一度手に取ることが出来なかった。しかし、フォロワーさんにきっかけを頂いてようやくもう一度手に取ることが出来た。『雪国』ちゃん、汚してごめんね。 有名な冒頭の一文から一気に物語の情景に惹き込まれる作品だった。始めは美しい田舎の話なのかなぁと思っていた

          【読書感想文】「雪国」著:川端康成(角川文庫)

          【読書感想文】「フェルマーの最終定理」著:サイモン・シン 訳:青木薫(新潮文庫)

          著書は、友人に数学が分からなくても読めるから読んでみてと薦められて読んだ。数学だけには留まらない人類の希望と浪漫の詰まった素晴らしいサイエンス&ヒストリーの話だった。数学の知識が無くても何となくのほほんと内容を理解できたと思う。多分。 “フェルマーの最終定理”には、300年の浪漫が詰まっているにも関わらず、私は“フェルマーの最終定理”という言葉を聞いた事がなかった。著書を読み進めいく途中で《Creepy Nuts》の『かつて天才だった俺たちへ』の歌詞の“♪フェルマーの定理す

          【読書感想文】「フェルマーの最終定理」著:サイモン・シン 訳:青木薫(新潮文庫)

          早くうつから解放されたーい

          鬱病と診断されてから5年ぐらい経った。 休職して1年経った。 リワークに通いながら鬱病について勉強してるけど、暗い気持ちはなかなか晴れない。定期的に世の中が嫌になるし、楽になりたくて死にたくなる。 私は、人としての尊厳を壊されて鬱になった。 壊された尊厳はなかなか戻らなくて、クヨクヨしてしまう。 クヨクヨしてるといつまで過去を引きずると言われて、気持ちがズーンと落ちてしまう。 そして、度々誰のせいでこうなったんだと強い怒りを抱いてしまう。でも、私を追い詰めた人達は今頃

          早くうつから解放されたーい

          チェンソーマンのED変える必要あったのかな?

          チェンソーマンのアニメを見終わりました。 1話ごとにED変えてたけど、変える必要あったのかなと思いました。 印象の強い曲は覚えられたけど、殆どのEDは覚えられずに終わってしまったからED!として売り出すにはどうなのだろうと思ったのでした。 アニメの感想としては、想像してたより暗い話でびっくり。昨今SNSの呟きやYouTubeでネタバレが横行してる為話の筋は何となく知ってたけど、切なくて苦しいってなりました。 ただネタバレ無しで楽しむなら漫画と一緒に走らないとダメなんだな

          チェンソーマンのED変える必要あったのかな?

          桶をひっくり返したような雨になるのかな

          運転していたら凄い雨が降ってきた。 バケツをひっくり返した雨だなぁと思った。 ぼぼぼぼぼと車の天板を叩く雨の音を聞いて バケツをひっくり返しても零れる水は雨粒みたいにならないんじゃないのかなと不思議に思った。 子どもの時からバケツをひっくり返したような雨と言うけれど、この言葉何時からあるんだろう。 バケツの前は桶をひっくり返したような雨だったのだろうか。 ちょっと不思議に思った午後でした。

          桶をひっくり返したような雨になるのかな

          映画館で号泣した人の【君たちはどう生きるか】感想

          【君たちはどう生きるか】を見て泣いた。 なんて悲しい映画なんだなぁとぐぐぐっと歯ぎしりした。 けど、SNSで冷たい言葉を投げられているのを見て、私は我慢できなかった。故に、肯定的にいいよ!!と感想を投げるのだ。 ⚠️ネタバレ注意 ジブリの事情や宮崎駿監督について詳しくは知らないけど、創作者として自身のインスピレーションした世界が壊れ、自分自身が死ぬことを作品の中で描くことが悲しく思えて仕方がない。作品でした!!!! もう少し簡潔に言いたい 死ぬって悲しいのにさ!!!!

          映画館で号泣した人の【君たちはどう生きるか】感想

          ファミマのミルクレープロールに1本取られた。

          ミルクレープ=三角形のケーキの形だと思っていたから、ファミマのミルクレープロールに出会ってやられたと思いました。 見た目は、卵焼きみたいに何重にもなったぐるぐるのミルクレープ。三角形のミルクレープには必ず終わりがあるけど、ミルクレープロールはぐるぐるに包まれたクレープが何重にもなってるから世界の終わりを感じさせない多幸感が強い!! 三角形のケーキってどうしても丸ケーキから切り取ったパーツだから、本来ならもっと大きいのにな、切り取られてしまったんだな。もっと食べたいな。とな

          ファミマのミルクレープロールに1本取られた。