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「屋根裏の美少年」と「押絵と旅する美少年」


7月に仕事を退職した。
出社時の往復で毎日本を読むか映画を見るか、をしていたのでその時に読もうと思って、思ったまま仕事を辞めた。

辞めた理由は、他人が怖かったからという逃げのような理由であったけれど辞めたことを後悔したことはあんまりなかったな。

精神が一通り安定して今月復職したので、職場までの通勤時間でまた本を読む生活に戻った。


高校生のときに戯言シリーズで、西尾維新にどハマりしたが、当時流行っていた物語シリーズを見たのは成人して何年も経ってからだったような気がする。


西尾維新と言えば、捻くれた、集団行動のできない登場人物が沢山出てくるイメージだったので、初めて美少年探偵シリーズを知った時は大変驚いた。

2巻共に読みやすく、朝の通勤時、頭の回ってない時間に読むのにもぴったりだった。

巻数が進むごとに眉美がどんどん美少年探偵団のメンバーと親しくなり、呼び名が変わったりだとか、眉美にしかできない仕事があったりだとか、仲間になっていく様子が描かれていて面白い。

集団行動ができない、というのが私の西尾作品に対するイメージであったが、メンバー間の仲間意識だったり縄張り意識のようなものが見える度に不思議な感覚になる。

湖滝ちゃん、この先も出てくるのかな〜楽しみ。


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