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B-EAR(ベアー)は、通信機器の企画・開発・販売を行ってます。 B‐EAR製品の特長…

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B-EAR(ベアー)は、通信機器の企画・開発・販売を行ってます。 B‐EAR製品の特長は、本体とアクセサリーのみで騒音下でも複数人と同時通話できること。危険を伴う仕事からスポーツ業界など多種多様な現場でご活用頂いております。 https://bearidge.com/

最近の記事

Vo.4:『技術🔧』という名の『サーモン🐟』をぶら下げられ、翻弄された熊

B-EARブランドを立ち上げて間もなく、自社のオリジナル製品を何か出さなくてはと、焦り、頭を悩ませていたある日のこと、 「御社にぜひ協力したいんですわ」 と60代後半の関西訛りのN氏がベアリッジに訪れました。 ニコやかな表情で渡たしてきた名刺の肩書きには、 「日本骨伝導協会 会長」 と書かれていました。 「骨伝導」って・・・なんか面白そう当時は現在ほど「骨伝導」という言葉をあまり世間で耳にすることはなく、「骨伝導」という言葉が私にはどこか「魅力的」な響きに聞こえ、知識

    • Vo.3:優先すべきものを見極めよ

      BRIDGECOM X5の売れ行きは伸び悩み、私ベアは心身共に疲れ、弊社ベアリッジは倒産の危機にまで追い込まれました。 しかし、製品を売るには「代理店を活用する」という一つの鍵を見つけ、その鍵を頼りに売上を上げるべく私は突き進み出しました。 しかし、しかし、その先に待ち構えていたのは... どこへ一体何をすれば製品が売れるのか、皆目検討がつかず、またお客様・ユーザーにとってメーカーからの直売りすることが最良なのだと私は思い込み、迷走しておりました。 業務用製品は、特殊な機

      • Vo.2:ベアリッジ最大の危機から学んだこと

        香港の展示会でようやく見つけた、理想の通信機「BRIDGECOM X5」 販売権の交渉で韓国へ飛び、お酒を飲んで吹雪にTシャツ一枚で走り回り、やっとの思いで日本での独占販売権をゲット‼︎ しかし、本当に大変だったのは、ここからでした...。 自分が惚れ込んだ製品。 なのに、なのに.... 販売当初はまったく売れず。 仕入先の韓国人社長に「数千台は売る!」と啖呵を切ったものの、フタを開けてみたら一年目の販売数はたったの125台…。 さらにX5に注力しすぎたあまり、もとも

        • Vo.1:B-EARブランドの立ち上げで一番大切だったのは、結局「諦めないこと」だった

          「申し訳ないが、君の会社とは契約できない」 私が思い描く通信技術を持った企業を見つけるべく、足を運んだ香港での展示会。ようやく出会えた理想の製品を前に、その製品を開発した韓国人社長から淡々と告げられました。 「近いうちに日本の大手のどこかと契約するから、そこから製品を買ってくれ」 それも当然のこと、当時の私の通信機器に関する知識量は、ほぼ素人同然。会社の規模を考えても、大手企業と契約した方が相手のメリットは大きい。 しかしそんな勝ち目の薄い状況でも、私はその製品に一目

        Vo.4:『技術🔧』という名の『サーモン🐟』をぶら下げられ、翻弄された熊

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