【新規加入プレイヤー】 #22 リード・トラビス
サムネイル写真は2020年10月27日、
レバンガ北海道vs島根スサノオマジック戦で撮影しました。
左にデモンが写っていますね。
◯ レバンガ北海道に新規加入プレイヤーが
# 40 ウェルシュが肩関節脱臼で離脱をして以来、
短期間契約で# 5クロフォードが5試合をカバーしました。
しかし、限られた時間の中で
チームルールを理解し、順応するのは
大変困難だったようで平均プレイタイムは
わずか9分11秒に止まりました。
また、
これまでプレイタイムが少なかった# 1 ナナーも
直近6試合では、
10分を超えるプレイタイムが4回あり、
# 40 ウェルシュ不在の苦悩が伺えました。
確かに、シーズン開幕以来、
# 40 ウェルシュのパフォーマンスは素晴らしく、
リバウンド・得点でチームに貢献してきただけに
怪我による離脱はチームにとっても痛手でした。
# 5 クロフォードへの協力依頼を含む、
# 22 トラビス招集までの一連について
クラブチームとしても最速かつ最善を目指しての
リカバリーに努めた成果が本日、明らかになるのです。
◯ リード・トラビスはどのような選手か
# 22 リード・トラビス
REID TRAVIS
リーグ登録国籍:アメリカ合衆国
28歳 203cm 111kg
2020-21シーズンから2022-23シーズンまで
島根スサノオマジックに所属し、
ペリンビュフォードと共に、
島根のCS出場に大きく貢献したプレイヤーです。
ケンタッキー大学を卒業後、
アトランタホークス(NBAサマーリーグ)でプロキャリアをスタート。
2019-20シーズンはドイツのクラブチーム、
2020-23シーズンは島根スサノオマジックで3期、
2023-24シーズンはNBA Gリーグに在籍し、
2024年3月にレバンガ北海道に合流しました。
NBA Gリーグは、NBAトップリーグの下位リーグではありますが
全世界から優秀な選手が集るために
レベルの高い環境での競争が強いられます。
そのような過酷な状況下で挑戦を続けた選手の一人なのです。
◯ リード・トラビスのスタッツは?
今季Gリーグでは、
以下のような成績を残しています。
・13試合出場(うち3試合がスターティング)
・平均プレイタイム 14.7分
・平均得点 5.1
・フィールドゴール成功率 37.1%
・平均リバウンド 3.7本
NBAの壁がいかに高いかが分かる結果と言えそうです。
参考)
続いて、島根所属の頃にスタッツは次の通りです。
2020-21シーズン
・試合数 42 (うち、スターティング 39試合)
・平均プレイタイム 27:41
・平均得点 16.9
・フィールドゴール成功率 49.3%
・3ポイント成功率 26.3%
・平均リバウンド 7.6
2021-22シーズン
・試合数 34 (うち、スターティング 31試合)
・平均プレイタイム 27:46
・平均得点 19.2
・フィールドゴール成功率 51.0%
・3ポイント成功率 31.7%
・平均リバウンド 8.7
2022-23シーズン
・試合数 36 (うち、スターティング 5試合)
・平均プレイタイム 20:27
・平均得点 10.9
・フィールドゴール成功率 50.3%
・3ポイント成功率 24.3%
・平均リバウンド 6.5
参考)
怪我の影響で、
60試合中、30-40試合の出場となっています。
フィールドゴール成功率 50%は
非常に優秀なスタッツであり、
得点が停滞しやすい時間帯においても
安定した活躍が期待できそうです。
また、# 40 ウェルシュを欠いて
苦戦を強いられている最近ですが
リバウンド面での強化も図ることが出来そうです。
直近までGリーグで活躍していたので
試合勘という点では申し分ありませんし、
また、Bリーグをよく知っているので
フィットしやすそうだという点も非常に頼もしいです。
チームルールを押さえた上で
チーム内で機能するにはまだ時間を要しそうですが、
残すところ18試合のところで、
彼ほど適任はいないのではないでしょうか。
◯ まとめ
Bリーグで活躍した# 22 リード・トラビスが
レバンガ北海道の最後のピースとして参入してくれました。
もちろん、
これからの18試合で
勝ち試合・負け試合のどちらも経験することになるでしょう。
しかし、
# 40 ウェルシュを欠いた今のレバンガ北海道にとって
ベストマッチに近いプレイヤーが力を貸してくれるのは
期待でしかありません。
シーズンも終盤に突入しました。
さらなる怪我の発生が無いことを切に願いながら
ブースター一丸となって応援していきましょう。
ガンバレ・レバンガ!
文) アズマ・リュウセイ
写真) 民谷 健太郎
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