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なぜフォロワ1万人のインフルエンサーは【自己紹介】がうまいのか、分析やってみた

こんにちは、アサヒです。

2023年も残り3か月をきりました。本当にあっという間。。。。
やり残しのないように残りの時間もnoteをがんばっていきたいですね。

さて、今回は2023年を良い形で終わらせる(気が早い、、)事例とnoteの書き方をご紹介します。これからお伝えする内容を意識しながら、記事を書くといつも以上にスキ数が多い記事を書くことができてしまいます。

ちなみに他のアカウントで今回の内容を実践したら、スキ数が200~400まで伸びた成果事例も出ているので、ぜひ取り組んでみてください!

【この記事を読むべき人】
・noteの投稿が進んでいない人
・スキ数を多く獲得したい人
・書きたいことが思い浮かばず記事ができない人

【この記事で学べること】
・スキ数が多く集まる記事の構造(スキ数UP)
・読者に漏れなく記事を読破したもらう書き方(読了率UP)
・ファンを生み出す要素の正体(信頼度UP)

クリエイター事例シリーズとは?

※すでに知っている読者さんは、「読者をファンにする自己紹介には、人を動かすストーリーがある」まで読み飛ばしてください。

クリエイター事例シリーズは、SNS運用代行のアサヒが成果が出ているnoterさんの記事を好き勝手に分析して、アサヒの読者さんに成功事例と再現性の高いノウハウをお届けする記事です。

※分析させていただくクリエイターさんにはしっかりと掲載許可を得ています!

noteの事例と一口にいっても、タイトル、本文の書き方、SEO対策、アイコン画像、見出し画像などさまざまなパーツが合わさって成果が生まれています。1つテーマに絞って、分析を行うことにより、成果に繋がりやすい要素、方法をわかりやすくお伝えすることがクリエイター事例シリーズのコンセプトです。

多くのnoterさんからも好評です!

上記の内容は、以下のクリエイター事例記事でいただいたコメントです。まだクリエイター事例記事を読んでいない人は、必ず読んでみてください。記事を書く時の視野が広がり、内容に深みが出るようになります。

クリエイター事例シリーズ第1弾:

クリエイター事例シリーズ第2弾:

それでは、「クリエイター事例シリーズ第3弾:自己紹介文の書き方」スタートです。

読者をファンにする自己紹介には、人を動かすストーリーがある

今回、分析させていただくのは「おもちゃ作家 ニコ」さんの自己紹介記事です。

まず、ニコさんのご経歴を紹介させていただきますと、

~主な活動経歴~

・元保育士(約6年勤務)
・保育に対する熱意から勤勉さが祟り、キャパオーバーで度々倒れる
・娘を出産後、理想の子育てを目指すも挫折、病み期に突入
・ふと保育時代を思い出し始めた手作りおもちゃが娘のリアクション◎
・娘との距離が一気に縮まる
・子育てに悩むママ達にこの体験を広めるためInstagram開始
・約2年半でフォロワー数約1.4万人を獲得するアカウントへ成長
・「あそび作家」として本にアイデアを掲載(KADOKAWA)
・LIVE配信等で季節ごとに廃材や100均の材料を使った手作りおもちゃを配信。
・よりわかりやすく、親子一緒に楽しんでもらえるようYouTubeで動画配信を決意
・上記に同じく、noteでの発信を開始(現在)

【自己紹介】親子の絆を深めるあそび作家のニコ、noteはじめました!

保育士として、園児や保護者の方からも人気ものだったニコさん。周りから求められることも多く、真面目な性格から度々倒れる生活(駅長室や救急車の常連に、、、)を送っていたそうです。

保育に熱中する日々があったからこそ、ご自身が妊娠をされた時には理想の子育て像を追い求められます。しかし、保育と子育てに大きなギャップを感じてしまい、「自分はダメな母親、、、」と自分の不甲斐なさに毎日泣いていたそうです。

とくに「保育士なら子育ても大丈夫よね?」そんな周りの声もプレッシャーになっていました。常に発狂しそうなくらい辛く、旦那さんに電話しては泣きながら「もう無理」と、酷い事をたくさん言ってしまったことは、今でも鮮明に覚えているほど後悔している、とニコさんは言います。

母親なのに、泣きじゃくる娘を前にして何をしたら良いかわからず、悩み続ける日々が続きました。しかし、保育士時代に子どもたちと作っていた手作りおもちゃでニコさんの状況は一変します。

今まで機嫌が悪くなると、手に負えなかった娘が手作りおもちゃを手にしたとたんに笑顔になってくれるようになりました。手作りおもちゃは、保育園などでも園児といっしょに作る遊びです。娘といっしょにおもちゃ製作を行うことで、自然と会話が広がり、同じ目的・達成感を共有でき、笑顔が増えたことに感動されました。

この感動体験を多くの子育てに悩む人たちに広めようと、2022年にInstagramでおもちゃ製作を発信された結果、2年半で1.4万人のフォロワーを獲得。翌年には、製作のアイデアがKADOKAWA出版の本へ提供し掲載されるなど、

「子どもと一緒に製作を行うとコミュニケーションが自然ととれて、自然と会話も広がって、子どもだけじゃなく親も楽しくなることを伝えたい」

という想いから、おもちゃ製作のプロとして活動をされています。

↑ここまでがニコさんの自己紹介をまとめた内容です。

読んでいて胸が熱くなりませんか?
応援したくなりますよね?

ニコさんがどんな価値観をもった人なのか、何を大事にされている人なのか、が文章から読み取ることができます。

ちなみにニコさんの自己紹介を読んだnoterさんの感想は↓から

結論から言えば、この記事を読んでいるあなたもニコさんのような経験や価値観を盛り込み、文章から人物像がイメージできる自己紹介ができればOKです。

ではでは、そんな自己紹介を作るために記事に必ず盛り込みたい要素を解説します。

その前に、まずは自己紹介記事を書く理由についてお伝えします。

自己紹介の目的

自己紹介記事の目的は、あなたが発信する情報を読者にきちんと受け取ってもらう下地を作ることです。

マーケティングでファン化と言われる部分になります。そもそもnoteはファン化のSNSとして利用されていることが多く、拡散力のあるTwitterと相性が言われている理由もファン化が得意なことからきています。

いつも投稿している無料記事は、あなたが発信している情報の断片的な部分でしかないことからしっかりと自分というユーザー(個性)を知ってもらうためにも何をしている人、どこを目指している人なのか、など自己紹介をする必要があります。

【アサヒの場合】発信テーマ:SNS運用・ライティング

・note実践記マガジン
・note運用マインド
・クリエイター事例シリーズ
・10万PVを達成する記事の作り方
・4つのSNSを比較してみた
・SNSライティング

※どの記事をとっても1個人の断片的な情報
パーソナルな部分を知ってもらうために自己紹介記事を書く!

noteを見ていると、自己紹介記事を書いている人と書いてない人の割合は5:5くらいだと思っています。(アサヒの感覚の話です。明確なデータはありません)

それを踏まえると、自己紹介記事を書いてない人はめっちゃもったいないです。自己紹介記事を読んでくれた読者さんが興味を持ってくれて、他の記事も読んでくれると、スキ数もPV数もコメントも増えていくのに、、、、。

もちろん、機械的に自己紹介文を書いても反応数が増えるわけではありません。

自己紹介記事では具体的な人物像をイメージしてもらう

noteだからこそ、ホーム画面に流れてきた面白そうな記事を開き、読んでいきますが、次も同じ投稿者の記事をわざわざ読もうとは思いませんよね?

わざわざ検索窓でユーザー名を入力して、「〇〇さんはどんな新しい記事を投稿しているのかな~」って思いながら検索しません。(これができているのであれば、すでにそのユーザーはあなたのファンです)

普通はこんなめんどくさいことまでして、記事を探しません。

よほどの価値提供がされている記事でない限りは、同じ投稿者の他の記事を読もうとはしません。2記事目もおかわりしている読者さんの導線は以下の通りです。

(リピートの導線)
偶然見つけた記事→プロフ→自己紹介記事→無料記事(おかわり)

リピート導線ステップ1
リピート導線ステップ2

つまり、偶然見つけた記事から2記事目の無料記事を読んでくれている読者さんは、「自己紹介記事」を通っていることがわかります。

じゃあ、読者さんは自己紹介記事でどんな情報を得て、他の記事も読もうと決めたのか。それは投稿者がどんな人(経験、価値観、実績など)なのか、を自己紹介記事で知ってもらえたからです。

ちなみに蟻さんであるアサヒもこの自己紹介記事を読んでもらったことでどんな人なのか、パーソナルな部分を知ってもらうことができています。(3年前の記事ですが、いまだに好評です)

個人の経験を参考にして、理想を実現しやすい選択肢を広げたい読者ニーズがあるnoteでは、何を書くか、よりも誰が書いているのか、がとくに重要になります。

noteで読者を増やしたい、リピートして読んでもらいたい、と考えているのであれば、超優良級のノウハウだけでなく、自分が何をしている人なのか、パーソナル(性格、趣味などなど)な部分も含めて読者さんに伝えることが必要です。

noteで最も投稿者の人物像が伝わるのは、ストーリー記事になります。

クリエイターの個性を最大限に発揮するストーリー

読者を惹きつける文章には、ストーリーが組み込まれているケースが多いです。とくにnoteは、個人の経験や価値観に触れる記事が多いため、自然とユーザーの物語を読むことができます。

ニコさんの自己紹介記事にも、保育士としてのニコさん、母親としてのニコさん、さまざまな場面の体験や感じたことを共有されていました。ニコさんのストーリーに触れることで、読者さんもニコさんがどのような人なのか、深く知ることができます。

ではでは、自分の経験をより魅力的に書くためには、どうすればよいのか?僕がストーリーを書く時に次の5つを意識しています。

①共感

読者さんがファンになってくれる自己紹介記事を書くために1番必要なのが、共感ポイントを入れること。投稿者が何に悩んでいるのか、その悩みと読者さんの現実に近ければ近いほど共感が得られます。

ニコさんの場合:
【悩み】
娘を満足になだめられず理想の子育てにかけ離れていること

子育てを経験した人なら、当時のニコさんに感情移入できますし、自分にも起きた出来事を思い出しながら、自分ゴトのように記事を読み進めます。

悩みをしっかりと文章に落とし込んで、読者さんに自分ゴトのように読んでもらいましょう。

②理想

物語を始めるためには、目標が必要です。自分が実現したい理想があるからこそ行動が起こります。悩み+願望があることで物語が動いていきます。

ニコさんの場合:
【願望】
理想の子育て像を実現できている自分

ニコさんも保育士で培った経験と自信があったからこそ、「子育てはこうでなくっちゃ!」といった理想・ゴールが生まれました。出産の準備やその後の育児に備えるなど、理想を実現するための行動が始まります。

自分がどんな状態になりたかったのか、そう考えたきっかけも記載することでストーリーが成立します。

③障害

note記事で書かれているストーリーは、爽快な成功パターンが多いです。いわゆる「悩みを克服して、理想の未来を手に入れた!」状態であればあるほど、読み応えのある記事が生まれます。

ストーリーの面白さを引き出すためには、障害(悪役)の存在がかかせません。書き手が理想の状態になるまでの障害をどのようにしてクリアしていくのか、ここにストーリーの面白さがあります。

ニコさんの場合:
【障害】
・子どもの行動が理解できない
・コミュニケーションが取れない

話を盛る必要はありませんが、この障害が大きければ大きいほど読者さんの興味をかきたて、記事を読み進めてもらうことができます。簡単に手に入らない何かを求める姿を記事に落とし込むのがポイントです。

自分が苦しみ挫折したことは、読者を興味を引き立て、記事に多くのスキをもたらしてくれるスパイスになります。

④変化

魅力的なストーリーを作るために重要になるのが「変化」です。挑戦してもうまくいかず、失敗したことから得られた変化。どんな悩みが解消されて、どんな理想の未来を手に入れられたのか。「得られた成果(結果)」を記載していきます。

ニコさんの場合:
【変化】
・保育士時代に作っていたおもちゃをふと作ってみた

この変化の部分が読者さん惹きこむポイントです。自分では些細なことだったことでも、変化が生まれたきっかけはしっかりと記載しておくと、読後感もかなり大きなものになっていきます。

⑤魔法

変化から学んだこと、発見した解決策を書いていきます。この魔法を初めて使った時の出来事、感想や成功事例を共有していくパートです。

ニコさんの場合:
【魔法】
・手作りおもちゃ製作のおかげで娘と楽しい時間を過ごせるようになった

ニコさんは、理想の状態になれたおもちゃ製作の写真を記事に載せています。文章だけではなく、画像などの情報量が多いものを付け加えられると、読者さんもよりイメージしやすいです。

ストーリーでアカウントの成長速度が変わる

ここまでお伝えした5つの要素を理解してから、もう一度ニコさんの自己紹介記事を読んでみてください。

ニコさんのパーソナルな部分がわかり、今まで以上に親近感をもったと思います。この距離感が縮まるのが自己紹介のすごいところ。

とくにnoteはストーリーで自分を語ることに最も適したメディアなので、あなたのストーリーや想いが読者さんに届きやすいです。

あなたがこれまで経験してきたことや感じてきたことをノウハウとして語るよりも、ノウハウができあがったストーリーがあると、抜群に読者さんへ届きます。

せっかく記事を書く時間をつくっているなら、読者さんに届きやすい伝え方で文章を書いていくようにしてください。

書き方を変えるだけでいつもと違う反応が返ってくるんですから、noteの楽しさも広がっていきますよ。

ぜひあなたの記事にもストーリーを!!

追伸:

これから本格的に自分のnoteを育てたい人は、合わせて次の記事に読んでみてください。


ありがとうございます!サポートがあれば、僕のnoteがもっと面白くなります!