皆さんは糖質という言葉には聞き覚えがあると思いますが、果糖という言葉は聞いたことはありますか？

1. 果糖とは？

果糖とは糖質の一つで主に果物に含まれていますが、私たちは果物等を食べていなくても意識せずに果糖を摂っています。清涼飲料水や乳飲料、冷菓類などの甘さとして使われる異性化糖に果糖が含まれているからです。

2. 果糖と糖質の違いは？

糖質（ブドウ糖）を摂ると、インスリンを分泌し血糖値が上がり脳は満腹感を感じ食欲が抑えられます。ところが果糖はインスリンを必要とせず血糖値を直接的には上げません。満腹感を感じづらいので食欲が抑えられず、摂取し過ぎてしまうことで、脂肪が蓄積され肥満などにつながると考えられています。

3.果糖の多いフルーツは悪なの？

果糖はフルーツに多く含まれていますが、果物200gから摂取する果糖は「数十g」ほどなので一日200g程度の果物であれば健康上問題にはなりません。また、フルーツは単に果糖だけでなく水分・ミネラル・ビタミンや食物繊維が含まれているので補食にはいいと思います。特にバナナは消化が早く腹持ちもいいのでおすすめです！

3. まとめ

果糖は清涼飲料水にも多く含まれているので、補食としてフルーツを活用しましょう！