朝ご飯をせがまれて急いで作ってマル太郎をお皿の前に連れて来た。
あんなにせがんでいたのに一口だけで気もそぞろになりお皿から逃げる。
どうもうんこを出したい様子に見える。
よたよた歩き空っぽコタツにもぐっては出たりしている。
脚が悪くて踏ん張れないから場所を定めるのに苦戦しているのか？
マル太郎は排泄の時しっぽをピンと伸ばしぐるぐる回す。
何か手伝おうと体が安定するように体幹を支える。
しばらくそうしていたがどうやらうんこではないようだ。
疲れたのか自分から横になった。
呼吸がだんだん安定してきた。
ご飯を前に置くといつものようにあっという間に平らげた。
それから落ち着いてまた横になり目を閉じた。
朝の光が当たっているがまぶしすぎるかも。
カーテンを半分ひく。
そーっとオムツを確認したがなにも出ていなかった。
なんだったのかなぁあの行動。
いつもと違う状態があるとすぐに「ああ、今日なのかも」とよぎる。
いなくなった部屋の景色を想像する。
そんなことが習慣になってしまったが
昨日の健診では先月よりも体重が１キロも増えていた。
食生活はこれでいいよと言われたみたいでうれしかった。
マル太郎の世話があるのでいろんなことを諦めている。
それでいいんだと思える。
それでも今日は午後からゴスペルライブ本番。
次男におやつとオムツを頼んで４時間弱留守にする。
道のりの半分ほどはマル太郎のことが頭にあるが後半はもうない。
歌っている時はすっとんでいる。
帰りはその反対だ。
げんきんなものでうまくできている。
帰ると見えないながらもとことこ出てくる。
なにごともなくてよかったよ。
おかあさんまたいるからね。
今日は多分そういう予定。