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春まぢか

今年の三寒四温はメリハリがある、なんてどこかで誰かが言っていたが。
(こないだオイラが言っていただけ)
これはメリなのかハリなのか。
夜が明けたら、銀世界だった。
春?まじか?

朝のゴミ出しのため、白くなった道路を歩く。
ん?この感じは?
初雪の候。暮れも押し迫って参りました~、的な感じ。

寒の戻りというが・・・戻りすぎやろ~('Д')ノ
先月来の春みたいな陽気に、道路ぎわに伸ばしていた消雪のホースは
とっくに片付けてしまっていた。
一晩で家と道路の間は、かなりの積雪になっている。
さいわい、タイヤだけはまだ替えていなかった。

春先は道路わきの積雪が排ガスや泥で汚れて、横縞模様になる。
ドテっと横たわる豚バラ肉そっくり。泥と雪のミルフィーユ状態。
(すぐに食べ物をイメージするくいしんぼう)
春の風物詩のようなものだが、綺麗とは言えない景色だ。
それが、今年はまったく見られなかった。
いつも積もりたてほやほや(雪には不向きな形容)で、綺麗な雪景色だった。
(毎年このくらいでいいのになー)


冬季は心の底に心配事がじわじわある。
娘の会社は農閑期に機械や設備のメンテナンスをするほかに、屋根の雪下ろしもする。
市から支給される「除雪券」を使っての依頼を引き受けている。
チームで動くとはいえ、「今日も屋根に上がるのかなぁ」と心配は絶えない。

しかし今シーズンは、初めに数軒のお宅の依頼があったようだが
その後は、あまり屋根の依頼はないと思う(見渡しても積もっていないから)。
このまま春になってほしい。
(娘曰く、給料もそれに準ずるので、春の耕作まではアルバイト必須)

そういえば、娘は次のステップへの準備を始めているようだ。
英語を勉強し始めた。
興味しんしん眺めている。


この時期は、町の来年度役員の選出がある。
そろそろだと恐れていた夫にも、とうとう回ってきた。
「ああ、もうこの一年は、ゴルフどころじゃなくなるんだ」
最近は口を開けばそんな嘆きばかりになっている。

面会のドライブのたびに、嬉しそうにゴルフの話をして「今が一番幸せだ」なんてうっとりしていたのに。
切羽詰まった夢まで見るらしい。かわいそうに!(^^;

一点の曇りもない晴れやかな日なんかそうそうあるわけないもんね。
いままで幸せだったぶん、町のために一年間、がんばってくれたまい!
手伝えることがあったらやるからね!
(「土木」係だそうで・・・たぶんないと思うけど^^)

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