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今日の日記(プレーン味)

マル太郎と朝の散歩をした。
今日は公園まで往復30分を元気に歩いた。
元気に歩く時、私はいつもマルの右後ろ脚を観察しながら歩く。
すこしひょこひょこするが、引きずることなくまあ順調に歩んでいる。

公園前の信号にさしかかると、思いっきりぺちゃんこに伏せてこちらを窺っている柴犬発見。隣町のピチピチギャル、ハルちゃんだ。
ピンクのリボンにピンクのリード。
お母さんもチェリーピンクのジャケットを着ている。
お母さんは至って物静かな、笑顔の優しい人であるが
ハルちゃんは突進型の情熱娘なのだ。

しかし今朝はいきなり来ないで、まずはクンクンとお互いに鼻先を近づけてご挨拶。成り行きを見ている間もなくやっぱりハルちゃんはずいッと迫り
マル太郎はびびって脇にそれた。
まー、おじ(い)さんだからね。若い子には圧倒されるんでね。
「秋ごろカートに乗ってたけど、歩けて良かったね」とハルちゃん母。
本当に。あの頃はもう一緒に散歩はできないと思っていた。

一旦別れて、公園でまた会った。
マル太郎も逃げだすくせに、やっぱりクンクンと後をつける。
近づくのは遠慮するが、興味津々の様子だった。
でも執着は強くなく、すぐに帰路に就く。

リズミカルに歩いてはいるが、来る時より少しひきずるようになったので
なかば強制的に抱き上げて、家の近くまで歩いた。
調子に乗って歩いて今度また腰が抜けたら、もう再起不能だろうと思う。
ここは慎重にしなくては。

今日はお茶の日で、いつものように10時に向かう。
炉は閉ざされ、ポータブルの風炉の点前に変わっていて、また最初から覚えることになる。
それもまたおもしろい。

最後に、なつめと茶杓の拝見、というのがあり、
お客さんから、なつめ(茶入れ)の仕様(形、塗り)と、茶杓の銘を聞かれるのだ。
なつめは「平型」というのは答えたが、塗りがわからない。
「春慶塗でございます」と頭に浮かんだのを適当に答える。先生は笑っていた(正誤は不明)。

茶杓の銘は、稽古に先立って考えておくのが決まりだけど、すっかり忘れていた。季節に応じて、いろいろ例があったなぁ。
「薫風」は?
「それは今日の掛け軸の字と重なるので、だめです」と先生。
「うーん。じゃ、そよ風」
「風が重なります」
「重ならない方がいいんですか?」
「重なってはいけません」
あちゃー。
しばし考え、「あっ、さわらび、で、ございます」
先生も、「いいのがありましたね」と言ってくれた。やったー!

こういうひと時が楽しくて、ワンコインお稽古はやめられない。
茶杓の銘を考えるのは楽しい。
次回は月末。春らんまんだから、何がいいだろう。
「まんたろうです」とかどう?(朝ドラかぶれ)


戻ると、昼寝していたマル太郎がトコトコ出てきた。
お昼を食べさせて(今は1回量を減らして回数を増やしているので3食)
私もちゃちゃっと食べて、昼の朝ドラ、「らんまん」を見る。

マルの午後の散歩に玄関に出たら、夫が雪囲いを外していた。
風が強く、雪囲いに使ったプラスチックの覆い(畳1畳分くらいの)が
何枚か、道路に飛んで行った。
車にかすったようだったが、その車は気づかず走り去ってしまった。
「人に当たらなくてよかった」
私も飛ばされた覆いを2枚重ねて運ぼうとしたが、風の抵抗がすごくて
進めない。風、怖かった。

夫が「これ、かっこいいでしょ」と、掛けているサングラスを指さす。
「へー、あのプロレスの人みたい。なんだっけ。蝶野さんとかいう」
まったく無視され、「今スポーツする人はみんなコレなんだよ」だそうだ。
「みんな」そうなのか…まあ、3人くらいか。
ミラーサングラス的なもので、そのまま黙っていると眉間に深い皺が寄るからコワイ。
しゃべるとふにゃふにゃだからギャップがおもしろい。

夫はそれから草刈りに移った。
休日は何かしらやっている。暇が一番つらいんだそうな。
移植した薔薇をまた刈られないように、急いで薔薇のもとへ走る。
これとこれとこれだから、気を付けてと念を押す。
「いっぱい蕾がついてるよ。楽しみ~」と見せびらかすと
「まだあっちにある薔薇(前住んでいたアパートの薔薇2株)もこっちに移そうか」と。
「縦横深さ60センチの穴を2個掘るんだよ。あっちのを掘り出す時もそのくらい掘るよ。大変だよ」と言ってみる。
「まあ、そのくらいなら、できるよ」とのこと。
ラッキー、やってもらおうっと。

さて、今日も夕方が迫る。
晩御飯が迫る。
マルに晩御飯をあげて、人間の晩御飯準備にかかります。


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