【第46話】「 “知りすぎる女”と“知らなすぎる男”のミスマッチ 」
常連のハナさんは独身だけど、アネゴ肌で友人思いでちょっとした「世話焼き姉さん」♪
この前は医者の娘のA子さんの相談をしに来てたけど自分はどうなってるの?綾子さんに続いてハナさんも幸せになってほしいんだけど。。。
ママ:「アンタ、A子ちゃんの心配はいいけど自分の結婚の事は最近どうなの?」
前回の話はこちら↓
【第42話】「『高嶺の花』になってはいけない時代なのです」
https://note.com/babacafe/n/n843ec705d484
ハナ:「あ~~~、もうなんか煮え切らない状態のままですよ!」
ママ:「どこが問題なんだい?」
ハナ:「やっぱり決定的に価値観が違うっていうか、私は気にしてないのにどんどん彼が卑屈になっていく気がして。。」
ハナさんも綾子さんみたいに結婚紹介所に入ってみたらいいのに~~!リリーはちょっと心配です。
ママ:「彼は転職を考えてるって言ってたけどうまくいってないんだね」
ハナ:「私は年収なんか全く気にしてないんですよ!
でも美味しいものにお金を惜しみたくないし、自分の好きなものは買いたいじゃないですか。私がお金出してるし!だけど傍で「そんな高いもの無駄じゃん」みたいに言われるとカチンと来ちゃう」
ママ:「独身が長引く女の条件にこの前話した“高嶺の花”ともうひとつ“知りすぎた女”ってのがあるのを知ってるかい?」
“知りすぎた女” 昔の映画のタイトルみたいだニャー~~
ハナ:「“知りすぎた女”?なんですかそれ?」
ママ:「アンタはさ、がんがん仕事もして海外旅行行って、観劇も好き、美食家、気前もいい、好奇心が強くて行動的だろ。それが“知りすぎた女”ってこと。
男は“知らなすぎる男”という生き者なんだよ」
ハナ「え===、だって私は何か買ってくれと言ったこともないし、食事はワリカン、むしろ私の方がやや多めに払ってるし!!!! 知りすぎて悪いんですか?」
確かにハナさんは神楽坂中の美味しいお店を知ってるし、年に2回は海外旅行に行く!
The“知りすぎた女”だ。
ママ:「アンタはホントに男ってものがわかってないねぇ~」
ハナ:「フン、前もママからそう言われましたよ!」
↓
【第9話】「理解しないといけないのは男心ではなく乙女心だっ たとは!」
https://note.com/babacafe/n/nd7df7185ef79
ママ:「男性はさ、脳科学的に “定番を求め変化を嫌う”生き物なの。
例えば床屋も男は行きつけを決めたらずっとそこに通う。
でも女性はもっといい美容室があるんじゃないかとコロコロお店を変えるだろ。
男性は社会に出るとほとんどが「会社」という狭い世界で生きなきゃならないんだから“知らない”くらいがちょうどいい。趣味が1番なんていう男はそもそも結婚には向かない!
調子が良くて話が面白くても、転職を繰り返したり、浮気したり、家庭が成り立たない」
趣味が1番だと転職したり浮気する??そんな夫は嫌だニャァ~~
ママ:「そういえば結婚に不向きな男の条件に“夢を持つ男”っていうのもあったね」
ハナ:「“夢を持つ男”なんて素敵じゃありませんか」
ママ:「昔はフリーカメラマンとか作家志望なんて、すぐ惚れたもんだけど現実は女が幸せになれない。“自分磨き”してるような男だったら女は必要ないんだよ。もしくは自分以上にレベルの高い異性を求める傾向にあるね」
ハナ:「いまさら“知らない女”になんかなれないですよ~!
あっ、わかった!それを無知な若い女性に求めるのかな?」
ママ:「そこよ、わかってきたじゃないの!」
脳科学の話まで出てきた深いママの話。ハナさんの結婚にいい影響があるといいんだけど。
リリーはてっとり早く結婚紹介所を勧めます!
「 知りすぎる女と知らなすぎる男のミスマッチ 」
byリリー
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