第64回 おばば日記 息子の結婚、共稼ぎなら家事は折半

息子に共稼ぎするなら家事は折半にしなさいよ。
なぜそのようなことを言ったかと言うと、主人全然家事参加なし、子供の事も任せっぱなし。、両親と同居 母に頭が上がらない(マザコンようそあり)
田舎というべきところがないので唯一色々旅行は家族で出かけた。
海へ行けば子供ほったらかしで自分は泳ぎに行ってしまう始末、相談事に耳を傾けることもなかった。
両親と同居のためあまり強く言えなかったのは当然でした。
退職してからはと言うと、たまに友人と会う約束をすると、誰と 何処へ 何時に帰る?俺の飯は?と言う具合。
私にすればたまのことなのだから、ゆっくりして来いよぐらい言ってくれてもいいじゃないかと思うが面と向かって行ったことがなかった。
なぜかと言うと言ってもわからない、暴君な人だから、、、、
それは毎日家にいるようになってから なお 分かることとなるのだった。

買い物に行けば俺も行くと言い着いてくる…銀行に行くと言うから一人で行くのかと思えば一緒に行こうと言う、あー面倒くさい。

暇ができて少しは台所で後片付けをしてくれるようになったが、私のやり方に文句を言い始めるのだった…いちいち やって、やったとばかりに自分のやり方を押し付ける。
確かに主人の方が手順が良いのは認めるが、余りにも考え方や片付け方法までとやかく言われると反発を感じる…時には調味料とか色々なものの定位置まで変えられてはいちいち聞かなくてはならないではないか?

明治生まれの母に育てられたのだからしかたないか?
現在でもまだまだ家事労働は女性の負担は多い、子供が産まれると女性は母親として子供を守る気持ちが大きくなる、いっときのことなのに 
それが気に入らない夫もいるようだ。
女性が男性同様に仕事で生きる環境に現在なっているとは思わない。

孫が小学の時の女性担任子供は2人、ご主人は中学校の先生
子供が具合が悪いと呼び出されるのはいつも担任だった…そんなことが続いたことで…他の教員からまた早退きなんですよ…なんて言われていた。
男女平等なんて何処へやら、そう言う私は技術を持っていても 思う存分仕事できなかった…諦めてしまっわけではなかった…義母に子供を任せられなかったこと、体を壊し病名わからず10年、ステロイド、免疫抑制剤から離れて少しずつ仕事を始める、子供も成人を迎え手もかからなくなつてからのことだった。
時代は変わり行政も変わりつつあるがまだまだ、女性が働く状況は厳しいと思う。
結婚、子育て、介護、考えさせられる。
両親が元気なうちは子供を養育して貰うこともできるが色々立場、環境による。
行政に頼らなくてはならないのに 行政にも問題点が多く一向に進んでいない、
これでは安心して子供を産め育てることに不安であると同時に結婚まで躊躇してしまう…年老いて思うことなのだが、、、、、、

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