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大学生活で頑張ったこと①

0歳からの頭のかたちクリニック東京の工藤裕実と申します。

 今回は私が大学生の時に特に力を入れていたことの一つ、部活動についてご紹介します。

 大学生にもなって部活?と思われる方も多いかと思いますが、医学部は授業、実習などカリキュラムが他学部と大きく異なりキャンパスも別のところにあるため、大学全体のサークルや部活に所属する学生は少なく、代わりに医学部独自の部活が存在します。90%以上がそこに所属し、学年を超えたつながりを築く大事な場となっています。

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 慶應の場合はそのほとんどが運動系の部活であり、東日本医科学生総合体育大会(通称 東医体)という年一回開催される東日本の医学部生が集まり競い合う大会で優勝することを目指し、日々練習に励んでいます。東医体は、普段染められない髪を様々な色に染めたり、他大学の人と交流したりとお祭りのような側面をもつ一方、競技は真剣そのものでエネルギーに溢れた大会です。

 私が所属していた競走部(陸上部)は、入学時は団体で東医体8連覇などという結果を残していた強豪校で、自主練習を含め週3日〜5日練習に励んだり、より良い部活にしていくために部員とミーティングを重ねたりと毎日毎日部活のことばかり考えていました。
 陸上というと個人競技のイメージが強いかもしれませんが、私の中では、少なくとも部活動においては団体競技の側面が大きいと思っています。練習はつらい、タイムが思うように伸びない、怪我をしてしまった。プロで競技をやっているわけではないのでやめようと思えば簡単にやめることができるのですが、そんな時でも頑張り続けることができたのは、同じ目標をもって努力する仲間が側にいたからでした。卒業してもう走ることはほとんどなくなってしまいましたが、皆で笑って、泣いて、何かに向かってとことん取り組む経験はかけがえのない思い出ですし、目標を立てそれに向かって計画、努力するという姿勢が身につき、今の人生の糧に少なからずなっていると思っています。

 今回は部活動に関して少しお話させていただきました。もし陸上経験のおありの方がいらっしゃいましたら、診療の合間にお話できますととても嬉しいです。

 お読みいただきありがとうございました。

東京クリニック 医師 工藤裕実


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