見出し画像

ロイ使い研究⑨Kola選手

皆さんこんにちは、新米ファザーのおにえすです。少し間が空きましたが、今回はロイ使い研究ノートを投稿していきますのでよろしくお願いします!今回ピックアップするのはアメリカで活躍するプレイヤーのKola選手です。言わずと知れた最強プレイヤーであり大型大会でもガンガン結果を残しています。最近ではGenesis8という大会でベスト8まで残っていました。これまで海外のロイ使いでここまで顕著に成績を残すプレイヤーはいなかったと思いますので、彼にどんな強さがあるのか自分なりに分析していきます。

1.立ち回りについて

いわゆるガン攻めの立ち回りで積極的にワザを当てに行く姿勢が強く、特に空中ワザの回転率は凄まじい。かといって差し返されるリスクを負っているかと言われると、そのあたりは反撃を貰いにくい振り方(相手から離れつつ等)を徹底しているように見える。また中距離での差し合いになると一見分かりにくいがかなり丁寧な立ち回りになり、相手の隙を伺ってこっちは隙を見せないような印象がある。コンボ火力は激高で、相手の吹っ飛んだ位置によって空中ワザの出し方を的確に選び、常に高火力を出している。

2.撃墜方法について

合計27撃墜をカウントし、弱空後を含む空後が16撃墜と一番多かった。その他は横スマ、上スマ、横強などが横並びになっている。マベコン撃墜が1しかなかったのが意外である。試合を見ていると、空後撃墜できるチャンスメイクとその取りこぼしのなさでとにかく空後による撃墜を量産している。弱空後はもちろん崖奪い空後や相手のジャンプを読んだ空後などが目立ち、強いワザを強いタイミングで振ることがいかに大切かが分かる。

3.所感

ガン攻めの立ち回りの中に、反撃を貰いにくいワザの振り方や掴みと攻撃ワザのバランスの良さ、反転など細かい操作の正確性、反応の速さなど全てがハイレベルでまとまっている印象があった。マニアックなところだが、崖奪い空後を狙うときも空後はステージに戻りながら出したり、弱が1回ガードされたら掴みに切り替えたり、相手のジャンプを読んで空上を置いていたりと、「苛烈でスピーディな立ち回り」+「理に適った動き」というのが強さの秘訣だと思われる。大型の大会で名の知れた強豪と常にしのぎを削ってきた中で段々とスピードが増して無駄な動きが無くなり、立ち回りが洗練されていっている。

4.真似したいところ

真似できる部分があるとすれば受け身読みを踏まえたコンボで、例えば台の下で下投げをした後相手が台上で受け身を取ると予測してディレイをかけた空上を繋いでいったり、空前や空後など横方向に低空でふっ飛ばした相手が受け身を取ると予測して空下などダメージの高いワザで繋いでいくなど、確定しないコンボも読みによって繋げていく柔軟性がほしい。

5.おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました!次回はGoblin選手の研究ノートになりますので、引き続きよろしくお願いします!

いただいたサポートは娘の養育費口座に直行します!