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復刻版ブログ4「先輩中学生社長と対面」

振り返って

中学生で起業。日本に何人くらいいると思いますか?

答えは調べる術がないので何とも言えません。会社の設立準備をしている時にネットで調べてみたら、法人を設立している中学生を3、4人は見つけることができました。

そんな中、我々が起業する際にロールモデルとなったのが、株式会社クリスタルロードの代表取締役社長の加藤路瑛さんです。実際に我々と同じく、親が代表取締役で、子供が取締役社長という形態なんです。というか我々が真似させていただいたのですが(笑。

加藤さんは2020年の時点で、既に中学生社長として名を馳せていた、ある意味大先輩でした。その加藤さん親子とオンラインでお話をさせていただく機会を得ることができたのですが、その際に、実際に中学生で起業している方や加藤さんのところに相談にくる人数を聞いてみることにしました。

実は加藤さんが知っている中学生起業家も数名で、自分のところにたまに相談が来るけど、実際に起業する人はほぼいないと仰っていました。他にも我々のビジネスプランについてもアドバイスいただき、とても有意義な時間となりました。

その加藤さんとのミーティングの様子を当時ブログに残していたので、一部情報を最新化して今回noteの記事にしてみました。そして、実はそのブログを投稿した翌日、加藤路瑛さんのTwitterで以下のようなツイートがありました。

加藤路瑛さんのツイート

最後の一文、「この親子は実際に起業までいくと思います。楽しみです。」、正直これを見たとき体が痺れました!

「自分のところに相談がたまに来るけど、実際に起業する人はほぼいない」と言っていたのに、そんな中、我々親子は何かが違うと感じてもらえたということですから。大先輩にそんな風に言ってもらえるなんて光栄でしたし、何としても起業までこぎつけなければと思いを新たにした記憶が残っています。

あれから2年半、うちの社長は実際に起業し、メイン事業である「お金の教室」は第5期生となっています。またビジネスプランコンテストで受賞、テレビでも取り上げられたり、小学校で授業をしたりと活動を継続し、法人も4期目。まだまだ加藤さんの足元にも及びませんが、着実に実績を積み上げられています。

実は後に、とある起業スクールで加藤さんとうちの息子は先生と生徒?または同級生として同じ時間を過ごすことになるのですが、それはまた別の話。では加藤さんと初対面した時のブログをどうぞ!


先輩中学生社長に話を聞いてもらった!

2020年5月3日

中学生で社長を目指していると周りに言うとそんなこと考える人他にいるの?という反応が返ってくることが少なくない。

でも実はこれがいるんですよ、中学生社長。しかもネットで検索するだけで何人も。そんな中、株式会社の社長をやっている中学生で私が真っ先に見つけたのが、加藤路瑛さん。

加藤路瑛さんが社長を務めるクリスタルロード HPはこちら↓

12歳で起業し、すでにメディアなどでも取り上げられていていている大先輩です!彼が社長を務めるクリスタルロードという会社では以下のような事業を行っています。

・感覚過敏研究所の運営
・クラウドファンディングサポート事業
・親子起業支援事業

親子起業支援事業もやっているということで、さっそく起業相談してみた。(こういうのは気になったらさっさと行動)

先日うちの息子が、大人の経営者や士業の方々と話をさせていただきましたが、同年代と仕事の会話ができるというのは、とても貴重な経験です。面談はZOOMで、私と息子、加藤路瑛さんとお母様の二対二でお話させていただきました。

未成年が社長として会社設立するにあたり必要な手続きなど、我々の質問に一つずつ丁寧に回答していただき、加藤路瑛さんが実際に起業したとき、またしてからの経験や感じたことなども教えていただきました。どれもとても参考になりました。

って、こう書くとありきたりな表現だけど、本当に中学生で株式会社を設立した親子でないと分からないことだったり、中学生だからこそ気にしなければならないことなど、通常の起業セミナー等では絶対聞けない話ばかりでした。

※事前にお送った相談事項の一覧(抜粋)↓

相談事項一覧

また、ただお話を聞くだけではなく、我々の事業内容や、息子が起業を考えた動機などもお話しさせていただきました。息子のたどたどしい説明を真剣に聞いてもらい、感想をいただくこともできました。

そんな中で私が驚いたことが2つありました。

まず一つは、加藤路瑛さんの質問。

その内容が、うちの息子がサービスを提供する相手に、サービスを受けた先にどうなって欲しいか?という趣旨の質問です。

私たち親子は、世の中の役に立つサービスを提供しようともちろん考えていました。ただ、我々のサービスを受け取った人々がその結果どうハッピーになるか?そういうイメージがぼんやりとしかない。そこが生き生きと自分の中で描かれてこそ良いサービスを作れることに気づかされました。

我々が考えられていないビジネスの本質をズバリと指摘されて、こんな中学生がいるのか!?と驚きを隠せませんでした。

驚いたことのもう一つ。それがうちの息子の発言。

先程の質問の際に、実はうちの息子は考えがまとまらず、しどろもどろの回答になってしまっていました。たま会話の中で、加藤路瑛さんと我々の意見が少し違う点があって、その話の際に息子が何か言いたそうだったので、あえて振ってみました。その説明が、一つ目のしろどもどろとは、うって変わって、自分の意思を込めながらしっかり話せていたのです。

まだまだ先輩には遠く及びませんが、少しずつ成長してくれているなと驚かされた瞬間でした。

今日の面談は、加藤路瑛さんの考えを聞き、新たな気づきができたこと、逆に意見が違うところなど様々な発見があり、また、新しい学びがありました。

最後に、お二人にはGWの真っただ中、貴重なお時間をいただけたこと、改めて御礼申し上げます。

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