備忘録


明日から抗がん剤投与第二クール。しんどさやその前兆、ピーク、波。それなりのイメージが掴めたのでメンタル面、生活面における準備がしやすくはなった。

初日はとにかく朝から夜まで時間がとられる。帰ってきたら食事して寝るだけ。2日目は吐き気は薄いが買い物など行動した後に襲ってくる疲労感が思いの外強い。

3日目は吐き気が如実に芽を出す。食欲が比例して薄れる。4日目は吐き気と疲労感が最も強い。精神的にも最も弱い時期。携帯型抗がん剤投与のボトルはこの日で外れる。


土日でそれが徐々に薄れてくる。体内に残っていた抗がん剤が抜けてくるので食事面や疲労度は少しずつ上向く。


次の週はやっと何かを試したり楽しんだりする余裕が生まれてくる。吐き気が強いとあまり食べられず体力も体重も落ちるので色々戻していこうという気持ちが強い。ここで戻して次の抗がん剤投与に準備しなくては、とどうしても焦ってしまう。


食べられるものの選択肢が増えた。それが何よりも栄養面で有難かった。体重は落ちても摂れる栄養は増えたはずだし、食事が気晴らしの比重そのほとんどを占めている。


次は投与に掛かる時間が30分短縮される。それに耐えられるがどうかを徐々に試していくのだそうだ。その影響がなければよいなとは思う。やはり第一クールの2週間。未経験の生活に対する恐怖心が思いの外強かった。自分では気づかない怯えがあったのだと知った。


明日はまた一日病院。
頑張らなくては。

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