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保育園の洗礼…

おはようございます。
東京でベビーシッターをしているアサミです。

先日、1年ほど前から利用してくださっているお客さまから連絡がきました。
この春お子さんが保育園に入園。ママは5月復帰、というのは3月に聞いていたのでどう過ごしてるかな…なんて思っていたら。

「あさみさん、こんばんは🌇
あれからずっと発熱で結局まだ保育園には7日間行っただけの状況で、9時ー11時お迎えから伸びず、金曜日からは39.5度の謎熱が今も続いています🤒(いろんな検査が陰性でした...洗礼ってすごいですね😮)」

と…。

ママも発熱して、予定が延期になったりしているそうで…

なんだか想像して胸がソワソワして、すごく心配になってしまいました…🥲
しかも9時ー11時って2時間‼️送迎の時間引いたら家にいられるのなんてあっという間…
いつ呼び出しがくるか分からないと思うと、予定も入れられない。
せっかくの復帰前、少し自分のために時間を使えたら良かったのに…🥲

他のお客さまで去年入園した1歳のお子さんも、最初の数ヶ月、1週間続けて保育園行けたことあったかな…?というくらいお休みが続いていたのを思い出しました。


自分も15年以上保育園にいたので、この新年度の様子はよく分かります。
慣らし保育の様子も、保育時間を決めていく流れも、続く体調不良も、状況は想像できます…

園の保育士の立場では、“集団保育だし、ママがお家にいるのなら、例えばミルクが全く飲めなかったり寝られなかったり、泣き続けたり、子どもが辛そうならすぐお迎え相談の電話入れよう”ってしていました。
保護者がお仕事復帰されてからは、すぐにお迎え要請ではなくても昼に一度、様子を伝える電話を入れたりしていました。

子どもの視点
親の視点
保育士の視点

色々な立場からの見方があると思います。

そして、親の視点、多くは母親が育休を取っていたのでママの視点ですが、ママの素朴なつぶやき…心の声はなかなか受け止めてあげられなかったと思います。今思えば。
たまに、連絡帳にママの独り言や心の内が書かれていることもあり、それについては自分も子育てをしてきてよーくよーく分かったので、紙面上では寄り添ってきたつもりですが…
(私、連絡帳長く書いてしまうタイプの保育士でした。笑)

実際、私自身が物理的な支えになることはできず、ご家庭が色々な調整や工夫をしてくださって保育園に少しずつ通えるようになっていきました。だんだんと子どもの体も強くなり、1年後には体調不良での欠席も少なくなるのですが、いちばんツライ時期のママの声。

私にできることってなんだろう…

「子育てすることを選択したのだから、こういうことも想定内でしょ」
「みんな乗り越えてきた道だから」
「もっと大変な家庭もあるんだから」
巷で聞こえてきそうな声。

制度的なものももちろんなのですが、
もっともっと、周りが、雰囲気が、それこそ“空気感”から全て、子育てに優しくなったらいいな。



4月、みんな、おつかれさまです。


さて、今日もがんばりましょう。


☺️☺️☺️☺️☺️☺️☺️☺️

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