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日本スポーツ協会公認(JSPO)バドミントン指導者コラム(26):『知力』とは何か

こんにちは!

今回は『知力』と言う言葉について情報共有して行きましょう!

『知力』は
先天的🟰持って生まれたもの
⭕️後天的🟰生活するうえで培われるもの

つまり、自分が力を付けようと思えば身に付けられる力です。

そしてこの『知力』は質の高い行動・思考・振舞の源になります。

私は大学生をメインにバドミントン指導をしています。大学生のバドミントンを見ていると根性や感情に任せてプレーする場面が非常に多いです。

根性や感情に任せてプレーする事自体、悪い事ではありません。

しかし、勝利を目的とした場面。自分をコントロールしなけらばならない局面。この様な場合においてはマイナスに働く事が多いです。

『やりたい事』と『やるべき事』の区別が付かない状況に陥ってしまうからです。

例えば
・スマッシュを打ちたい
・攻めていたい
・早く決めたい
と言う欲求のままプレーしたとします。

その結果、苦しい体勢や丁寧な球出しが必要な局面においても全力スマッシュを打ちます。決定率は30%ほど。

これでは『勝つ』と言うゴールに対して非効率です。

しかし本人からすると全力でやっているのになぜ勝てないのか。と言うジレンマに襲われます。やりたい事のみを全力でやってしまっている。と言う事実に気付けないのです。

ここで改善するべきはスマッシュの威力を上げる事ではありません。
スマッシュのコースや緩急、又はスマッシュ以外で有効打が無いか考える『知力』を身に付ける事です。

知力を身に付ける事で
やりたい事🟰スマッシュ
やるべき事🟰勝つ為の手段
と言う思考へシフトチェンジ出来るのです。

身体が動くうちに知力を身に付けられたら『50才の大学生』みたいな強者が生まれますね!笑

いやー、怖い怖い。笑

でも大人は必ずこう言います。『今の知力で20代の身体があれば❗️』

これくらい知力は大切なのです!😆

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